今回のわくわく教室は「SAN-EIわくわくチャレンジ」の取り組みの理解を深めるため、企画室主導のなかで全体像を解説しました。
Aさん:先日の戦略共有会議で、社長から「SAN-EIわくわくチャレンジは経営理念を実現するための取り組みである」と解説がありました。そのSAN-EIわくわくチャレンジの全体像をまとめた資料としてこのシートがあります。
Aさん:ただこれだと、何がどういう位置関係で、どれの優先順位が高いのか?個々のつながりがよくわからない。と、社員の中にはモヤモヤしている部分もあると思います。
そこで今回は個々の解説とつながりを紐解きながら、仕組みを理解してもらいたいと思います。
そこで今回は個々の解説とつながりを紐解きながら、仕組みを理解してもらいたいと思います。
このシートは何?
Aさん:仕組みを解説する前に、このシートをどうやって作ったか教えてください。
社長:このシートは、数ある人事コンサルタントを比較した中から「人にフォーカスしている」という方針がマッチしている会社に作成協力をお願いしました。特に商社は「人」が大切だと考えています。たとえ「建物」や「商権」がなくなっても、「良い人」が残っていれば会社は永続的に続けられると思っています。
どんな仕組み?
Aさん:このシートは大きく3つのブロックに分かれています。
①経営方針|経営理念、基本方針、行動理念
②事業計画・経営戦略|定性ビジョン、定量ビジョン、事業計画、経営戦略
③人材育成計画|現状の人材レベル、5年後の社員人物像、ギャップを埋めるために必要な課題、人事理念
②事業計画・経営戦略|定性ビジョン、定量ビジョン、事業計画、経営戦略
③人材育成計画|現状の人材レベル、5年後の社員人物像、ギャップを埋めるために必要な課題、人事理念
Aさん:一つ一つを見ていきます。
①経営方針ブロック
・経営理念|自社は何のために存在するのか、会社が目指す最終目的地
・ミッション|経営理念を成し遂げるために何をしていくのか
・基本方針|経営理念を実現するための会社の基本となる姿勢、考え方
・行動理念|経営理念、基本方針を実現するため社員に求める行動、考え方の指針
・ミッション|経営理念を成し遂げるために何をしていくのか
・基本方針|経営理念を実現するための会社の基本となる姿勢、考え方
・行動理念|経営理念、基本方針を実現するため社員に求める行動、考え方の指針
Aさん:この定義をもとにSAN-EIわくわくチャレンジを読んでいくと、つながりがわかりにくいところもあるように感じます。
社長:基本方針と行動理念はほぼ同時に作成したため、この定義の通りとはなっていません。実は70周年に向けて急ピッチで作成した経緯があります。今後より良いかたちに調整をしていきたいと考えています。
②事業計画・経営戦略ブロック
・定性ビジョン|5年後の自社のあるべき姿
・定量ビジョン|5年後に目指す経営上の数値
・事業計画|どう業績を伸ばしていくのか
・戦略(経営戦略)|どうやって計画を達成するのか
・定量ビジョン|5年後に目指す経営上の数値
・事業計画|どう業績を伸ばしていくのか
・戦略(経営戦略)|どうやって計画を達成するのか
Aさん:これらは5年後に目指す会社の目標と、どのような戦略、計画でその目標に到達するかを示す項目です。
社長:以前は定量ビジョンを置けなかったんです。そんな未来の話は置いたところで、、、と思っていました。ただ、社員の幸せの一つに、今よりもお給料が上がっていくことがあると思っています。そのためには売り上げを上げていかないといけないので、初めて設定しました。
③人材育成計画ブロック
・現状の人材レベル|今いる社員がどのレベルにいるのか洗い出す
・目指すべき人物像|5年後の事業計画とビジョンを達成するためにどういう人材に成長してほしいか
・ギャップを埋めるために必要な課題|現実と理想の差を埋めるための方法を決める
・人事理念|人材に対する根本的な考え方、経営理念や基本方針を実現するにあたり最終的どんな人材に成長してほしいか
・目指すべき人物像|5年後の事業計画とビジョンを達成するためにどういう人材に成長してほしいか
・ギャップを埋めるために必要な課題|現実と理想の差を埋めるための方法を決める
・人事理念|人材に対する根本的な考え方、経営理念や基本方針を実現するにあたり最終的どんな人材に成長してほしいか
Aさん:ここでは社員がどこまでレベルアップすべきかという目標を明確にしています。
社長:人事理念を置くときに考えたのは、自立した人材ってどんな人だろう?ってことです。それを考えたとき「自分で考えて決めて行動できる人材」というのが出てきました。特に大事なのは「決めて」の部分。やることを意識して「決める」ことで次に進むことができると実感しています。
まとめ
Aさん:以上がSAN-EIわくわくチャレンジの全体像の解説となります。
社長:実は、今回初めての試みとして企画室主導でやりたいと相談がありました。ゲスト参加の立ち位置は新鮮でしたが楽しかったです。