社長:本日は女性メンバーでわくわく教室を開催していきたいと思いますので、よろしくお願いします。今月は『「できない理由」を言う前にできる方法を考えよう』というテーマです。

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社員対談 「『できない理由』を言う前に、できる方法を考えよう」

Aさん:私自身、できない理由を考えるよりもまずはやってみようと考えることの方が多いです。学生の時には、絶対留学に行きたいからとTOEICの勉強をしていて、合格ラインの点数に届くために日頃からできる方法とはなんだろうと、自分自身で考えて諦めずにやっていました。

社長:自分もできない理由を考えるタイプではないので、それを言う前にどうやったらできるかを考えればいいじゃん、と思うんだけど、やはりそれぞれ性格もあってなかなか一歩踏み出せない人もいると思う。Aさんが意識していることとかある?

Aさん:とりあえず簡単なことからレベルアップして、できない方向に向かわずに目標までたどり着けるよう、少しずつ進化させていくことを心がけています。これができるようになったから次はこれをしようとか、ステップアップしていけるように。

社長:自分が今実践していることは、毎朝日の出の写真を撮ってインスタグラムに投稿すること。きっかけは1月の頭に参加したセミナーで「1日ってなんだと思う?」っていう問いかけがあって、当然24時間だと思いました。講師の方は日の出から日の入までが1日なんだと言っていたんです。それで、今年1年間は日の出の時間に起きようと決めたんだけど、自分との約束は簡単にやめてしまうので、インスタグラムに載せてみることにしました。上がらないといって誰かに文句言われるわけではないけど、そうやってやめられない状況を作りました。

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Bさん:宣言するっていう感じですよね。私もやるって決めたらやり通すタイプなんで、人に言うようにしてます。

Cさん:私はAさんと逆で、つい先のことを考えて、できなかったらどうしようとか、やっぱりやめとこうかなっていう方向に行っちゃうタイプです。ポジティブな方に持っていかないと進まないこともあるし、直したいところではあります。

社長:みんながAさんみたいなタイプだと、何とかなるでしょと思ってすぐ始めてしまう傾向があるから、実は危なくて仕方ないんです。そんな時、Cさんみたいなタイプの人が傍にいると、リスクを考えた準備をするんですよ。それって必要だと思うんですよね。自分自身の不得意な部分を理解していて、それを得意な人に全部任せられる人っていないと思うので、お互いが強みを交換し合えるといいチームになるのかなと思います。
できないと思ったときはどうしてる?

Cさん:自分の知識不足とかでできないなら、知ってる人に聞いたり調べたりして、できなかったで終わることを避けるようにしてますけど、どうしても無理なものは無理と言いますね。

社長:できない理由が詳細で具体的なら助かるかもしれないですね。何ができないのか確認しながら、上手に助け合いができるといいよね。

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Bさん:私の場合できない理由って溢れるほど出てきます。仕事に関して言うと、私とお客様だけの関係であれば、できないですごめんなさいって言えますけど、そのお客様は三栄商事との繋がりがあって、私がやらないと三栄商事がやらないっていうイメージになってしまうので、何とかやらなきゃという気持ちになります。でも私だけでは限界がある時、上司や得意な人に相談や協力を求めるっていうのは、できない理由があったときに解決する一歩なのかなと思います。

社長:商社って、情報共有をどれだけ密でできるか、お互いが助け合える環境をどれだけ作れるのか、っていうのが会社の強みになると思います。メーカーさんだと技術力・商品力っていう強みがあるけど、商社ってどこまでいっても「人」なので、自分の課でできていることを会社全体にどう広げていこうかと、一人一人が行動に移してくれるといい会社になるんじゃないかと思っています。

海外との取引をやっていると、AさんやCさんに相談する人がいると思うんですけど、それを社内ですぐ聞ける人がいるっていうのはいいことだと思います。Bさんもこれから女性営業という文化を作っていくにあたって、相談できる人がいるっていうのは後輩にとって心強いと思いますね。

Bさん:そこは男女関係ないんじゃないかなと思います。皆さんやってると思いますけど、情報を持っていそうな人に聞いていました。当初怖そうな人には聞けなかったですけど(笑)

社長:そう思ってくれるといいな、男女関係なく。

Bさん:年下の人から気軽に聞きやすいなと思ってもらえる人になりたいと思います。

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社長:Dさん今までの話を聞いてどうですか?

Dさん:私は様子を見ながらリスクを遠ざけるような方向で進めてしまうので、言い訳をすると言われたこともあります。自らやってみよう、頑張ろうとなかなか勇気を出して進めない部分があるなと感じています。人の意見を聞いて、大丈夫そうだったら真似してみようと思うこともあります。

社長:他の人がやってくれるのを待ちたいっていうのはみんな当たり前に思っていることだと思います。一歩踏み出してみようとか、やってみようとか思っているのであれば、今日わくわく教室に参加してくれた大きな意味があったかなと思います。Dさんの部署だとアシスタント業務でやらなきゃいけないことも多いと思いますので、改革を進めていっていただけるといい方向に向かうのかなと思いますのでトライしてみてください。

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社長:Bさん誰の話聞いてみたい?

Bさん:それでは、Eさんお願いします。

Eさん:どちらかというとできない方向に進んでいく人間なので、Aさんと社長のお話を聞いて、できることを一歩ずつ進めていければと感じました。朝礼の場でも、たばこ辞めますとか、休肝日作りますとか豪語している割には、大体1か月とかしか続かないです。少しずつ小さな目標からと思っているんですが、なかなかやれていないのが現状です。

社長:せっかくなんで、何か一つ目標を。

Eさん:今、禁煙を始めて1か月たったので、まずは5月末まで頑張ります。小さなことからコツコツできればと思います。

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Aさん:次は、できない理由を言わなさそうな、Fさんお願いします。

Fさん:基本的にできないことは物理的なこと以外は無いと思ってます。結局はやるか、やらないかだけかなと。ただ、その順番は個人によって違うと思ってて、やる順番に対して何が大事かは理解しないと動けないですね。

社長:そういう考え方もいいね。優先順位、順番みたいな。確かにできるできないじゃなく、やるって決められるかどうかかな。それをFさんの部署の中で実践していけるといいよね。

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Cさん:次はGさんお願いします。

Gさん:出来ない理由を考えたりすることは悪いことじゃないと思います。自問自答しながら考えてやってくのだろうと思いますので。自分が意識しているのは、できない理由を他責にはしたくないということですかね。人のせいにするのは簡単なんですけど、やはりその時点で成長は止まってしまうと思うので、注意して考えるようにしています。

社長:「あなたがやらないからできないんだ」が無いということですね。それは部下としてもうれしいかもね。

Bさん:そうですね。できない理由を人のせいにするのって楽なんですよね。それをどうするか考えるっていうのが成長に繋がるんだなと思いました。

社長:上司が庇ってくれてるなら何とかしなきゃと思うよね。頭ごなしに「お前のせいだ」って言われたら「そんなこと言ったって〇〇さんが。。。」って、どんどん他責になっちゃうことをどこかで止めないといけない。Gさんの行動は、テクニックとして良いなと思いました。

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社長:せっかくなのでDさんも指名お願いします。

Dさん:Hさんお願いします。

Hさん:新しいことを頼まれたとき、嫌だなと思っても取り敢えずやってみようと思ってます。今、他部署の仕事を手伝わせてもらっている中で、今までやったことがないことを頼まれることもあるんですけど、やってみると意外とできちゃうこともあるので、まずは挑戦しようという気持ちを持っています。

社長:ポジティブ側だね。さっきも話で出たけど、そういうタイプの人は準備せずにやっちゃうことが多いので、少しだけ慎重になったほうがいいときもあるよね。そういう性格だって分かっていれば準備もできると思うので、そのままの姿勢でトライしてほしいです。頑張ってください。

今日はこれで終わります。ありがとうございました。

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