皆さん、おはようございます。

今月から「お客様、仕入先様に対して礼儀礼節をもって接しよう」という行動理念がテーマになります。今回は「私がこだわる礼儀礼節」というテーマでお話を伺ってみたいと思いますのでよろしくお願いします。

先にAさんから事前投稿をいただいています。

「タメ口の人や高圧的な人を対応する場合も、お互いがストレスにならないような言動や言い方を工夫しています。また、注文書を作るのが面倒、お金を払いたくない、と言われる方にも毅然とした態度で対応し、納得していただくように、順を追って受付られないことを丁寧に説明するように心がけています。社内や社外の人にどんなことでもお礼を言うように意識して取り組んでいます。」

ということで投稿していただきました。ありがとうございました。

例えば、窓口の人がとりあえず決められたルールどおりに断ってくるんで、状況を説明して、やっていただくように話をする。そういうことを繰り返しやっていくしかないですし、良い関係を築き上げていくっていうことのベースに「礼儀礼節」があるので、Aさんのそういった行動が次につながると思います。引き続きよろしくお願いします。

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社長×社員対談 「私がこだわる礼儀礼節」

社長:ではBさんから、どうですか?こだわっている礼儀礼節について。


Bさん:お客様でも仕入先様でも、どちらにせよ人と接するには礼儀が必要なのかなと思ってます。当然ですけど挨拶や返事をしっかりすることは意識しています。


社長:挨拶にこだわりってありますか?


Bさん:できていないのを承知で言いますけど、相手の顔を見てしっかり言うようにしています。相手に伝わってこそ挨拶なので、こちらから一方的に軽い挨拶をしても、それは「礼節」にはなっていないのかなと。
お礼に関しても「ありがとう」って言うようにはしています。していますけど、「ありがとう」なんて誰でもいえる言葉なので、なぜ「ありがとう」なのか、というのは伝えるようにしたいんですが、できていない。やっぱりやってもらったことに感謝をしっかり伝えられることが、礼儀の一つになると思います。


社長:自分が社長になる前に気を付けていたのが「約束したら必ずやる」っていうこと。「今度飲みに行きましょうね」って話あるじゃないですか、それをとにかく全部やるっていうのをやってました。そうするとたまに嫌がる人がいるんですけど、大半の人が「あ、本当に誘ってくれるんだ」っていうことで喜んでいただいたのかなとは思ってます。言ったことに対してちゃんとやる。ただ、そこも忘れることってあるじゃないですか。忘れ防止でやっていることってありますか?


Bさん:メモとるしかないですね。約束の前にその人と会うのであれば、その時に今度こういうのありますよね、と伝える。お礼もそうですけど、会ったらその人に直接言うっていうのを心がけていて、数回しか会わないのでなるべく忘れないように書き留めて、インプットしています。


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社長:ありがとうございます。次、Cさんでこだわっている礼儀礼節があれば。


Cさん:こだわりっていうほど大層なことじゃないですけど、自分の営業を思い返してこういう風にやっていたなと思うものがありました。上手にとか丁寧にっていうのはあんまり意識してなくて、自分の最低限の礼儀礼節をもって伝わる話し方をしています。上手に話そうとすると自分の言葉じゃない言葉が出てきてしまうので。


社長:自分の言葉でちゃんと話をするということかな。それってスピーチでもよくあるかなと。例えば、結婚式のスピーチを自分の言葉でちゃんと書いた人と、一般的なフォーマルなものを持ってきた人で、その人が本当に思っていることが伝わるかどうかが違ってくるのと似てるのかな。だからできるだけ自分が本当に思っていることを自分の言葉で話せるようにしたい。いいと思います。
例えば、メーカーさんからすごい難しい説明がきたとするよね。それをお客様に伝えなきゃいけないときに工夫していることってあるかな?


Cさん:確認で聞き返すとき、自分の言葉で聞き返すようにしています。難しい説明をされても聞くだけではわからないので、説明の間に「これってこういうことですか?」と聞いてメモして、自分の中で納得して落とし込んでいます。


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社長:では次、Dさんどうですか?


Dさん:お客様から納期を急いでほしいと言われ仕入先様にご無理を言ったり、反対にお客様に都合を付けてもらったりした後には、必ずお礼の電話なりメールなりして、その時に大変助かりましたっていうことを必ず伝えるようにしています。ありきたりなんですけど。


社長:当たり前のことを当たり前にやることが大事です。忘れないようにするために何かしていることはありますか?小さいことでもいいんですよ。付箋貼っておきますとか、携帯のスケジュールやタスク管理に入れておきますとか。


Dさん:そういうのはありますね。あと本当にメモとるしかない。。。


社長:よくあるのが、メモをとったあと、メモをとったことを忘れてしまう。メモを見返すことを義務付けていれば、朝に一週間分のメモを見直そうとかできるけど、書いて満足しちゃうことが多いんで。何かないかな?


Cさん:携帯にリストで入れています。どんなに細かいことでもいいので。


社長:自分も最近カレンダーアプリのタスク管理に入れてます。あれ終わらないと消えずに一覧として出てくるから、大体一週間に一回は確認しています。


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社長:じゃあ、岡崎はどう?岡崎は礼儀礼節の塊でしょ?


Eさん:お礼はとにかく素早く、迅速に行動して、直接会ってお礼の言葉をいうことを心がけています。


社長:会うことにこだわることでタイミングが遅れちゃうことはない?


Eさん:遅れる場合は電話で連絡しますけど、すぐ行けるようでしたらすぐに行くっていうのは心がけてますね。それでもどうしても無理な場合は電話します。お客様に嫌われてしまうと出入り禁止になっちゃうのでその辺は気を付けています。


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社長:営業の方で手紙書いている人っていませんか?Fさん?暑中見舞いってFさん書かれてるんですか?


Fさん:暑中見舞いですとか季節柄の手紙を書いています。


社長:それは直筆で書いているんですか?


Fさん:もちろんです。私の個人的な感覚なんですけども、ワープロとかそういったものは誰でもできるので、一目見たら捨てちゃうような感覚なんですね。それで字が下手でもなんでもいいので直筆で、自分の心から思ったことを書いています。


社長:手紙は頂くんですけども、パソコンで打ってあるのは読んで一瞬で・・・っていうのはありますね。でも届いたことはわかるので、出すか出さないかだったらどっちがいいかっていうのもありますが。証券会社の方とか保険の営業の方とかは未だに手書きでお手紙頂いたりするので、そういうことをやっている人が三栄商事にもいたらなって思って聞いてみました。


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社長:Dさん、誰の話が聞きたいですか?


Dさん:じゃあ同じ課のGさんで。


社長:Dさんのご指名なので、Gさんがこだわっている礼儀礼節を教えてください。


Gさん:簡単なことではあるんですけど、社名を間違えないようにするとかですかね。メールで送るときは、お名前等の入力が間違っていないか一応確認するとか、さん、様、殿っていう使い分けを間違えないようにすることは気を付けています。送った側は気にならないかもしれないですけど、間違えられた方って意外と気になるというか。自分のこと名前も覚えてないのか、と思われるのも申し訳ないので、そこは気を付けるようにしてます。


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社長:Cさんはどう。誰の話が聞きたい?


Cさん:Hさんで。


社長:Hさんどうですか?


Hさん:礼儀礼節ですよね。僕ほんと特になにもしてないです。


社長:なにもしてないことをちゃんと思い返してほしいからこのテーマにしてるんです。なにもしてないことは絶対にあり得ないから。


Hさん:礼儀礼節かは分からないですけど、必ず声は大きくしゃべるようにしてますね。なにかしてもらったら必要以上にオーバーリアクションします。


社長:オーバーリアクションっていうのはお客様に感謝の気持ちをできるだけ多く伝えたいから?


Hさん:そうですね。


Bさん:Hさんは以前、GL会議のあとの懇親会で、私ら2、3人が遅れて参加したときに同じテーブルだったんですけども、箸もつけずに待っていました。彼は意外とそういう一面があるなとその時思いました。


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まとめ

何人かの方にお伺いして、それぞれでこだわっていることって違うと思うんですけど、これでいいのかなと。


経営理念と一緒だと思うんですが大きな方向性があって、それに対してどういう風に達成していくか。対お客様、対メーカーさんに対してのやり方なんてのは、100人いれば100通りあると思うんですよ。「私のこだわる礼儀礼節」「礼儀礼節をもって接しよう」ってことを達成するために、それぞれがどうやったらいいのかっていうのを考えて実行に移すことが、その目標だったり目的だったりを達成できることだと思っています。


わくわく教室を通じて具体的な例を挙げているのは、実際自分がどんなことやってんだろう、どういう風にやればいいんだろう、他の人がどんなことやってんだろう、っていうことを話し合う場にするためです。さっきのHさんみたいに「なにもやってないです」という言葉からもわかるように、実際に自分が無意識にやっていることって、なにもやってないって感じちゃうんです。それを振り返って、何をやればいいかってことを考える時間ってのが自分の成長を促進させていく上ですごく大事な時間だと思うので、この30分、1か月でいうと2回あるんで1時間、そういう時間に充てていただいて、自分の成長に繋げていく。それが最終的に会社の成長につながるってことで、この時間を使っていただけるといいかなって思ってます。


次回のテーマに関しても、「お客様、仕入先様に対して礼儀礼節をもって接しよう」ってところからはズレないので、今月と来月に関しては頭の片隅に置きながら営業活動を含めて取り組んでいただきたいなと思いますのでよろしくお願いします。


それでは、ちょうど時間となりましたので終了させていただきます。


今日は3人の方、ありがとうございました。


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