今回のわくわく教室は後藤社長の誕生日でした。そこで、社員からのハッピーバースデーソングでスタートしました。

DSC04047

おはようございます。皆さん、ありがとうございます。今日で43歳になりました。社長就任時に20年で引退すると一旦宣言しているので、あと13年は社長を頑張りますのでよろしくお願いします。


さて、今日、実はエクシブ白浜のトップサービスマンのシンちゃんがゲストスピーカーとして来てくれました。彼にホテルでの良い事例を話してほしいと依頼したら喜んで引き受けてくれました。なので、最初の5分は自分が話すのではなく、シンちゃんに今のテーマに沿った事例の話をしてもらい、その後、みんなで話し合いという流れにします。それでは、シンちゃん、お願いします。

DSC04064

ゲストスピーカーのシンちゃんより、エクシブ白浜のエピソード



皆さん、おはようございます。よろしくお願いします。さて、エクシブ白浜に行ったことのある方、いらっしゃいますか?僕は5年ほど前に配属されました。ホテルでは色んな出来事がありますので、今日はその中から1つお話させていただきます。

エクシブ白浜は、ホテル正面にアドベンチャーワールド、海、白浜空港があり、ロケーションがすごく素敵なところです。その立地を生かして、ホテルではガーデン挙式スタイルの結婚式を行っています。屋外で行うので天候に左右されます。そんな中のある事例です。

新郎新婦はガーデン挙式をとても楽しみにされていました。が、挙式当日は朝から雨でした。雨天の場合はホテル内で挙式を行うことになっているので、そうする予定でした。ところが、たまたま挙式の1時間前に雨があがった。そこで、みんなでどうしようか?という話になりました。ガーデン挙式を楽しみにしている新郎新婦の希望をかなえられないか?何とかして成功させたいと。最終的には、総支配人がガーデン挙式を決行する判断をしました。

稼働率が高い日だったのですが、手が空いているスタッフを集めて、ウエディングドレスが濡れないように、雨でドロドロになった芝生をバスタオルで拭くことにしました。その様子を新郎新婦が客室から見ていて、大変感動されて、「このホテルを選んでよかった」というお言葉をいただきました。「One for All, All for One」という言葉がありまして、私たちホテルスタッフは自分たちができることを考えて日々取り組んでいます。

DSC04067

シンちゃん、ありがとうございます。ホテルというのは色んなハプニングや予期せぬ出来事が起こることが沢山あり、その都度、臨機応変に対応していかなくてはならない職種の1つかなと思っています。

さて、先週、皆さんには今日のわくわく教室では提案営業について一緒にできることを考えましょう、という話をしました。ですが、今、コロナウィルスがはやり、今までできたことが出来なくなってきている状況にあります。なので、今日はテーマを設けません。提案営業に限らず、「この時期だからこそ一緒にみんなで考えてできることは何か」「こんなことにトライしてみたらどうなのか」ということを話して欲しいと思います。今日は、ボールを持っている人が最初の3分間スピーチ、ボードを持っている人が書記をお願いします。


話し合いタイム



DSC04076

Aさん:コロナではないのですけど、3月から異動するので、引継ぎをしています。僕自身の仕事もある中で、上司や先輩に手伝ってもらっています。上司や先輩も仕事がある中で「何かある?」と声をかけていただいて、とても助かっている状況です。異動先のアシスタントさんも、スケジュールを確認しながら説明してくれます。皆さんにサポートいただいて、有難いなと思っています。

社長:今、こういう状況なので、アシスタントの方にも引継ぎ業務の仕事を頼んでいる?ダメ元でもそういうアクションを起こすと、新しい仕事が生み出せるのかなと。

Aさん:そうですね。納品業務でチェックする作業があって、こういう作業はアシスタントの方にお願いできると、営業が外に出る時間が増えるかなと思います。

社長:これができるようになると、他の営業社員も同じで外に出ていく時間を増やすことができる。こういう流れを作ってもらえるといいなと思います。


DSC04096

Bさん:何について話せばいいのか、ちょっとわからないです。社内にいると特に今のところ何もないかなと。

社長:あんまり難しく考えなくていいです。例えば、アシスタント会議は「みんなで何か一緒にできることを考える」という意味もあると思います。今度はじめる「お仕事依頼カード」も、成功させたいよね。成功させようと思ったら、みんながカードを出してくれないとダメだよね?となると、水面下でみんなが出しやすい環境を今のうちに作っておくのも重要かなと。みんな、出し方がわからなかったりするかもしれないし。もしくは、各課のアシスタントの仕事をヒアリングしておくのも1つかもしれないね。


掲示板設置場所写真


DSC04101


社長:営業所はどうですか?

Cさん:おはようございます。特別な話はないんですけど、当たり前のことです。納期短縮とか不具合対応で、メーカーさんに働きかけて解決する方向にもっていくための努力はしています。例えば、営業担当だけでなく、その上司の方や他の部署の人にもお願いしたり。後はお客様の情報をこまめにメーカーさんに伝えるということをやっています。

社長:Cさんの得意分野ですよね。コミュニケーションをこまめにとる、お客様の立場によりそうとか。他の営業所はどうですか?


Dさん:この営業所ではO社のシェアが高いので第一に考えています。O社ではP社の製品を一番多く取り扱っていて、中国生産のモノもあります。それでO社はかなり心配されているので、P社と情報を密に取り合い、O社の資材の方とも情報交換を頻繁に行って、不安を少しでも取り除けるようにしています。そうすることで、O社も発注のタイミングを早めてくれています。また、中国生産ではない同じ製品の他の取扱いメーカーも確認してお伝えするようにしています。


社長:あと1つ、営業所どうですか?

Eさん:皆さんとちょっと違う話をしてしまっていました。例えば、営業になかなか出られないなら、出ないで1日社内で勉強会やセミナーを受ける日を作るというのはどうだろう?とか、期間限定での有給取得についてなど話をしました。

社長:いいですね。具体的な提案ができるようであればお願いします。

DSC04125

まとめ

皆さんの話を聞いて、今回のテーマ「できない理由をあげるのではなく、一緒にできる方法を考えます」は最初簡単だと思っていたのですが、意外と難しく思っているのかなと感じました。

というのは、ここ最近「できません」とか「こういう理由でできません」という人が少なくなってきているからと思っています。ただ、そこにもう一歩踏み込んで「一緒にできる方法を考えられているか?」というと、まだそこまでいけていないかなと思います。「今こんな状況だから仕方ないよね」「メーカーさんがこう言っているからどうしようもありません」で、終わってしまっていると思います。本当に自分たちができることを全部やっているのか? 自分たちのネットワークを全部使いきっているのか?というと、まだできることがあるんじゃないかなと思います。なので、今回のテーマを言い換えると「諦めずに最後まで頑張る」ということなのかもしれません。

今回、5S委員会でも、「一緒に何か問題を乗り越えた、取り組んだ」という事例を上げましょう、ということにして皆さん取り組んでもらっていると思います。なので、個々の中でみんなで一緒に取り組んでやったこと、先ほどのEさんみたいに「こういうことをやってみたいです」ということを考えてって欲しいと思います。

DSC04168

それでは、一旦終了します。最後に、今日のゲストスピーカーのシンちゃんに拍手をお願いします。今後、自分の知り合いで話してくれる人には声をかけていきたいなと思っていますので、よろしくお願いします。今日はありがとうございました。

DSC04184修正

DSC04185修正

DSC04187

DSC04190修正