わくわく教室を行うにあたって、社員から「こんなことに時間使うよりお客様のところに訪問したほうが…」とか、「こんなことやって何の意味があるんだろう?」という言葉が聞こえてきます。

正直、それが素直な反応ですよね。自分も社員で社長がいきなりこんなこと始めたらそう思います…

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なんで「わくわく教室」を始めたのか?単純にそれが社長の仕事だと思ったからです。会社(特に中小企業)って何をするにしても社員が社長と同じ方向を向いていないとうまくいかないんですよね。今の三栄商事において「社長の考えていることをちゃんと伝えること」(心根の育成)が一番大切なんです。

「育成」っていうよりは「社長とのベクトル合わせ」って言った方が正しいかも。これは社長の考えに迎合して欲しいということではなく、まずは社長が何を考えているのかを知り、それを受けて社員一人一人が考え行動に移していって欲しいなと。

社員の育成

言葉で理解するのは難しいことではないんだけど、言うは易く行うは難しなんですよね。

例えば「当たり前のことを当たり前にやろうね」的なことなので。でも「当たり前」って各々の考え方や時代によっても違ってきます。今の三栄商事としての「当たり前」を作っていくには社長と社員がちゃんと話をして、お互い考えて、同じ「当たり前」を共有していく。そんな会社が出来ればすごく強い会社になれるはずです。そのきっかけを作る大切な時間が「わくわく教室」なんです。


今回、少しだけ時間を貰って皆にも社長の仕事について考えてもらいました。経営戦略を考える、決断する、会社の方向性を決める、会合に参加する、等々…どれも正解だと思うけど、もし社長と社員のベクトルが合っていれば、社長でなくともできる仕事なのではないかと思います。

今、みんなが社長の仕事だと思っていることが普通に出来る社員を育てていくことこそが「社長の仕事」ではないかと思っています。会社の状況や時代によってまた考えは変わっていくかもしれませんが、今を全力で出来ることを一生懸命取り組んでいきたいと思います!!

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