三栄商事 後藤正幸社長のわくわく教室

名古屋の老舗機械商社の三栄商事(株)代表取締役 後藤正幸の社長塾ブログです。

「SAN-EI わくわく チャレンジ」をベースに、三栄商事の未来について一緒に話し合いましょう!

2020年09月

初めは経営理念の浸透にあたり何をすればよいのかもわからず、社員からの提案で、わくわく教室を始めることになりました。
当初は「意味がわからない」「全然わくわくしない」などの意見も多く、心が折れそうなこともありましたが、形を少しずつ変えながら1年以上続けてくると、少しずつですが、社内の雰囲気が変わってきたように感じます。
自分自身飽き性で、決めたことをなかなか続けられない性格なのですが、ここまで続けてこられたのは運営チームのサポートと、参加してくれる社員のおかげです!

その一つの仕組みとして、具体的な良い行動を見つけて社員同士が発表しあう「グッドアクション」を行っています。そうすることで抽象的な行動理念の内容が身近になってくるかな?と。

そこで、社長としても気づいたグッドアクションを何点か紹介したいと思います。

1.本音で意見をぶつけ合える人間関係

A部長とB課長代理という違う立場で「思っている商社の在り方」について意見をぶつけ合っていました。

「お客様の立場になったら○○だろ」「いや、メーカーさんの立場に立てば○○です」など。

どちらも正解なのですが、その時の立ち位置で見えるものが変わっているだけなんです。
それでもそれを言葉に出して言い合えるかが大切なのではないかと思っています。
ビジョンの「ずっと働き続けたいと思える会社」になっていくためには、役職や年齢に関係なく本音で意見をぶつけ合える会社でありたいと考えています。
部長に言われたからやる。昔からそうだからやる。ではなく、なんのためにやるのかをそれぞれが真剣に考えてほしい。
その結果、意見がぶつかることは大切だと思います。

《該当する行動理念》
2.誠実で思いやりのある対応を心がけよう。
3.常識にとらわれず、お客様に最適な提案をしよう。
4.チームワークを尊重すると共に、良きライバルと認め、切磋琢磨しよう。

2.お祝いの花

あるお客様の社長就任の際、C部長はお祝いの花を直送ではなく自ら持参していました。
最近はなかなか持参する機会が減ってきています。
そんな中でもC部長は出来るだけ時間を作って直接お会いするようにしてくれています。
時代が変わってきているとはいえ、お客様に対して礼儀礼節をもった対応だと感じ、会社としてそうあるべきだと思いました。
これはC部長の長年培ってきた勘が、そうさせたのだと思います。

《該当する行動理念》
2.誠実で思いやりのある対応を心がけよう。
8.お客様、仕入先様に対して、礼儀礼節をもって接しよう。

3.社員の成長

D主任の働き方がここ最近変わってきています。
課長不在の中、課の業務を遂行するために主体的に動き、社長に対して提案できるようになってきました。
今までは言われたことをこなすという受け身で仕事をしていたので、こちらが忘れていると結果的に仕事が進んでいないという状況がありました。
でもここ最近は督促メールもくれますし(笑)、成果を上げていくためにしなければならないことを見据えて行動してくれているなと感じます。
間接部門の場合はお客様=社内にもなるので、お客様に対して最適な提案をするために、自分で考えて決めて行動できていると思います。

《該当する行動理念》
3.常識にとらわれず、お客様に最適な提案をしよう。
人事理念「自分で考えて、決めて、行動できる社員の育成」

4.目標達成への執着心

E次長は行動目標=戦略ということを自分なりに理解し、目標達成のために自分&メンバーが今やらなければいけないことを実行に移していっています。
まずは現状分析、お客様ごとに何をどれくらい購入いただいているかを把握する。
次にその事実をもとにして、三栄商事として何を提案していくかを担当者と考え、戦略を立てて取り組んでいます。
一所懸命、責任感をもって取り組まれている姿は、「自分がやらなきゃ誰がやる」という気概が伝わってきます。
E次長の行動は、行動理念のすべてが当てはまります。

《該当する行動理念》
1.提案営業でお客様を感動させよう。
2.誠実で思いやりのある対応を心がけよう。
3.常識にとらわれず、お客様に最適な提案をしよう。
4.チームワークを尊重すると共に、良きライバルと認め、切磋琢磨しよう。
5.「できない理由」を言う前に、できる方法を考えよう。
6.新たなことへ常にチャレンジし、自分自身を成長させよう。
7.あきらめずに最後までやり抜こう。
8.お客様、仕入先様に対して、礼儀礼節をもって接しよう。


一応、該当する行動理念を記載させてもらいましたが、細かいところまで見ていくと、結局すべての行動理念に重なっていくんだなと思いました。
でも、こうやって文字に起こすことで、出来ていることの再認識・出来ていないことの改善につなげていけるのだなと思います。
社長ブログも企画室がお尻を叩いてくれたおかげで書くことが出来ました(笑)
「ずっと働き続けたいと思える会社」になっていくために社長としての役割を全うしていこうと思います。

今後とも宜しくお願いします。
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皆さんお疲れ様です。

今日のテーマは「礼儀礼節のない行動ってどんなこと?」っていう超難しいお題が出ています。最初に自分の話をさせていただくと、正直仕事をしているなかでは無いんですよね。社長に対して礼儀礼節のない行動をとれるほど肝の据わった方はなかなかいらっしゃらないですし、メーカーさんにしてもお客様にしても、たぶん気を遣っていただいていると思うんですけど、いないのかなと。

大学のOB会、上は大体60歳ぐらいの方から下は卒業してすぐの22,3歳の方までが集まる会なんですが、自分が入ったのが27歳で、とにかく先輩方に挨拶しなきゃいけないなって思って、会に行ったら必ず挨拶をしてから自分の友人と話をすることを意識していました。それで思わぬ縁がつながったりしたものでした。最近入った若い方は先輩がいるにも関わらず、自分たちの世代だけで話していて、自ら機会を失っているのを見るとすごくもったいないなって感じることはあります。それが礼儀礼節かどうかわかんないんですけど。 だから代理店会に行ってもまだ自分はダントツで若いので、先輩経営者の方に挨拶しに行くことは未だにやってます。ちょっと紹介させていただきました。

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社長×社員対談 「礼儀礼節のない行動ってどんなこと?」

社長:Aさんありそうですね、紹介してください。

Aさん:やはり礼儀礼節っていう話になると行儀作法なのかなと思っています。自分も子供を持つ身として、躾といったときに真っ先に思い浮かんだのは挨拶だと思ったんですね。挨拶は自分からして見せるようにしています。挨拶できない人を見ると良くないと思いますし、それは大人になってからでは多分できないなって思って、自分の子供には必ず挨拶するように教えています。

社長:挨拶しない人いますよね。

Aさん:あとは「ありがとう」って言えない人、これ画面の向こうの皆さんに忖度してるなって思われるの嫌なんですけど、後藤社長は「ありがとう」とすごく言われるじゃないですか。それを見ていいなと思って、真似してるところは正直ありますね。電話を切るときも「ありがとうございます」って言って切るようにしています。それがお客様であろうと業者さんであろうと、社内の方であろうと変わらないようにしてるつもりです。

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社長:じゃあなかなか無いって言ってたBさん、お願いします。

Bさん:言葉遣いと身だしなみっていうのは、人に会うときは気を付けたほうがいいのかなと思いますし、電話でも相手の言葉遣いって結構気になったりすることがあるので自分は気を付けています。特に私たちはお客様やメーカーさんと直接会うこともなく電話だけの対応になるのでちょっと気を付けるようにはしています。

社長:電話って結構あるかもしれないですね。ある方に言われて気を付けるようにしたんですけど、癖で「はいはいはいはい」って言っちゃうんですよ。それを「はい」が多いですよって言われて、いやそんなことないですよって言ったものの、気にしてみると結構言ってたんで、ちょっとだけ気を付けてます。

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社長:どうですか、Cさん。

Cさん:働いている上で嫌だなと思う瞬間は、電話したときにその相手の態度が嫌な感じで話されたときは、ちょっと気分悪くなります。

社長:横柄な感じ?

Cさん:それもありますけど、なんかちょっと怖いなって思うような態度だったりとか、すごい勢いで一方的に話されたりすると、嫌な気持ちになります。

社長:相手に話す隙を与えないようにバーっと話しちゃう人だね。途中で大丈夫ですか?とか、なにか質問ありますか?とかあれば返しやすいのに。でもこれは参考になる方が結構いると思います。

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社長:じゃあ一回トライしてみようと思っていた社員同士の対話をやってみましょうか。自分との対話じゃなくて、Aさんとの対話をやってみましょう。Aさん誰か指名してください。

Aさん:Dさん、何かある?礼儀礼節のない行動って。

Dさん:電話でも直接対話をしていても、どちらかが話している内容にちょっと被せて話してくる人は、礼儀礼節がないなって思います。

Aさん:なんか自分に言われているみたいな。。。

Dさん:ちゃんと聞く耳持たない人というか。

社長:あの、自分もちょっと心当たりあるから気を付けます。

Aさん:あと、話していて開口一番で「いや」とまず否定から入る人がたまにいるんですよね。今まで僕の話を否定するためにずっと聞いていたのかな?と感じるときがあるので、それも礼儀礼節がないのかなって思います。

社長:なんかそれも自分に言われているみたいだな。

Aさん:ごめんなさい、全然そんなつもりはないです(笑)

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社長:じゃあCさんもやってみようか。

Cさん:Eさんお願いします。Eさんが思う礼儀礼節のない行動ってどんな行動でしょうか。

Eさん:やっぱり一番はやっぱり挨拶しない人かなって思います。

Cさん:挨拶しない人っていますかね?

Eさん:自分からしてほしいけど、こっちから言わないとしてくれないとか。

社長:あぁーなるほど。それは僕も感じたことあります。

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社長:じゃあBさん、指名してください。

Bさん:Fさん、礼儀礼節のない行動ってどんなことだと思いますか。

Fさん:周りを見れていない人です。例えば、電車に乗っていても最近って携帯ばかり見てるじゃないですか。席を譲ってほしそうな妊婦さんだったりご年配の方だったり、体調悪そうな人に気づいてあげられてない人たちには、礼儀礼節がないなと思います。

Bさん:たしかに、自分もちょっと心当たりがあるので、気を付けたいなと思いました。

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社長:Gさんはどうですか。

Gさん:周りが見えてないというか、狭い道を歩くときに、前を2人横並びにゆっくり歩いていて、僕が後ろから歩いていることに全然気づいてもらえず、車道に出て抜かすことがあります。後ろを気遣って一列で歩くとか、そういうこともやってくれればいいと思います。

社長:それは工場内の通路とかでもそうかもしれないね。

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社長:では真面目に聞いてくれてるHさん、聞こえる?

Hさん:笑顔が大切だと思っているんですけれど、周りにはヘラヘラして見えるようなことがあるんです。それは自覚もありつつ、他社の若い営業さんにもそういう方がいるので反面教師で笑顔とヘラヘラは違うかなと意識しています。皆さん悪意があってやっているわけではないのはわかるんですけど、きちんとすることが礼儀礼節なのかなと思います。

社長:ニコニコならいいけど、ヘラヘラだと相手に与える印象が悪いもんね。

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社長:Iさんはお客様からのウケがよかったりするよね?意識していることはありますか?

Iさん:普段お会いするときはお礼を言ったり、低姿勢で対応したりしています。コロナ禍になって電話だったりメールだったり、こういうzoomとかだとなかなか普段のやり方、僕の空気にすることができなくて、機器を使ってやるのは難しいと感じています。

メールでは毎回「お世話になってます」っていう決まり文句の下にお礼の文章を入れるようにはしてるんですけど、文章だと冷たく見えてしまうのがどうしてもありますね。

社長:そうだよね。実際にリアルで会える機会は少なくなってきているし、難しいなぁ。伝え方も考えていかないといけないかなって話を聞いていて思いました。

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社長:せっかくなんでJさん、どうですか?

Jさん:最近業務的にお客様やメーカーさんとメールをする機会が増えたので、最初の頃は文面の結びできれいに締める言葉が見つからなかったりしました。相手に不快感を与えないようにと思い、営業の方のメールをちょっと真似して、気を付けるようにはしています。

社長:アシスタントの方じゃなくても、例えばメールでこの人のメールはすごくいいなっていう人って、誰かいないですかね。Kさんどうですか?メール上手だなっていう方っていらっしゃらないですか?

Kさん:言葉が丁寧とかではなくて、簡潔に書いてある人っていうのは羨ましいと思います。礼儀としてはちょっと違うんですけど。羨ましいなと思います。

Aさん:Lさんは要件をわかりやすく伝えられていると思います。僕らは全社的に送るメールが多かったりするので、そのときにお願いしたいことを相手に伝わるように書くのが上手だなって思っています。

Lさん:自分的にはあんまりうまくいかないなと思いながら毎回送っていますが、褒めて頂いてありがとうございます。

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まとめ

さきほど何人かの方にも言っていただいたみたいに、今、直接会えるって機会が減っていて、電話やメール、zoomでコミュニケーションをとることが増えてくると思うので、良いと思うことがあったらシェアできるとよりいいかなと思います。

今回で8月9月の分が終わりました。来月から「提案営業でお客様を感動させよう」ということでテーマが変わります。営業所やタイも含めて、グッドアクション出していただけるようになっているので、気づいたことがあれば是非みんなあげていただければなと思います。

では今日も話し過ぎちゃったんですけれども、ちょっとは楽しんでいただけましたか。 じゃあこれで今回のわくわく教室は終わりたいと思います。 ありがとうございました。

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おはようございます。

わくわく教室もこうして続けてこられて、参加していただいている皆さんにも本当に感謝しています。皆さんが参加して、少しでも考えてくれているっていうのが会社を良くしている一歩、とまではいかないかもしれないですけれど、1センチずつでも前進している何かにつながればいいなって思います。

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社長×社員対談 「実践している礼儀礼節」

本日のテーマは「実践している礼儀礼節」です。
始める前に「礼儀礼節の定義って難しいよね」って話してました。昔だったら受け入れられたこと、良かれと思ってやっていることが、今だとそこまでしなくてもいい、受け入れられないということがおきています。例えば、ネクタイに関しても自分が入社したころは、一年中ネクタイをつけていたんですよね、お客様のところへ行くのに絶対ネクタイつけるっていうのが当たり前の礼儀礼節でした。でも今は、基本的にはクールビズっていうのが当たり前になっている。ネクタイつけないのが礼儀礼節を欠いているっていうと別にそういうわけではないと。礼儀礼節は時代によって変わっていくんじゃないかなと思っています。

「実践している礼儀礼節」で自分自身の取り組みとしては、お正月に年賀状を社員全員の方にお送りしています。そこに一言でもいいのでメッセージを書こうと。それは、入社以来ずっと続けている礼儀礼節の一つなのかなと思い返しました。こうした小さなことでも、みんなが実践して積み重ねていくことで、会社が周りからどう思われるのかっていうところにつながるのかなと思います。

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社長:それではAさんからお願いします。

Aさん:私は日本語を正しく使うことを意識しています。当時アルバイトで厳しく言われていたんですけど、例えば「こちらのほうでよろしかったでしょうか」とか。「ほう」はいらないし、「よろしかった」も過去形じゃなくて現在形にする、などです。ほかには「お名前頂いてもよろしいでしょうか」、これも名前はモノじゃないから「お伺いしてもよろしいでしょうか」になります。細かいことになるんですけど。

社長:気になるのが、支払いのときに「100円からでよろしいでしょうか」。あれもなんか違和感あるんだよね。

Aさん:「100円お預かりいたします」とか、ちょうどもらった場合は「ちょうど頂戴いたします」と言います。

社長:そういうのが今でも電話対応だったりとか、いろんなことにつながっているっていうことですね。ありがとうございました。面白い話でした。

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社長:じゃあBさん。

Bさん:相手をどうやったら不快にさせないかっていうところを考えて、相手を待たせないようにできるだけ早くレスポンスしようとかなり意識しています。 その場で対応できるのであれば極力その場で。ちょっと待ってほしいときは「またお持ちしますね」とか「いついつまでにお返事します」といってその場で区切るようにしています。
総務的なことになるんですけど、出張があるとエクスプレスカードを取りに来る。申請等々で確認しておいて、本人が来たときにいつでも渡せるようにしています。自分のところに来て「〇〇ある?」って聞かれたときに、そこに対して役に立つタイミングで行動しようと意識しています。

社長:恐らく営業の人は全員だと思うんだけど、質問に対して早くレスポンスしてお客様の依頼に対応しなきゃっていうのは思っていることだと思う。総務からするとお客様って社員になることが多いので、社員にそうやって対応するっていうのが社員にとってはありがたい話になるのかな。

Bさん:一番は自分がちょっと置いておくと忘れちゃうっていうのもあるので、忘れないようにその場でやって、自分に来た依頼を早く終わらせたいっていうのも正直あったりするんですけど、お互いに良いことがあると思っています。

社長:大体営業の中でもせっかちな人って忘れちゃうから今やろうって動いている人が多いと思う。でも結果的に良い意味でつながっているのかな。引き続きやっていってください。

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Cさん:自分が実践していることで、挨拶や返事をする際に、今はマスクで見にくいんですけど、明るい表情をして姿勢が猫背にならないように、というのは意識しています。前傾姿勢になって下を向いているとお客様から暗いと思われてしまうので、声張って胸張っていた方がちゃんとした挨拶ができますし、受けた方も明るい表情していれば好印象を持ってくれるかなと。

社長:自分も入社してすぐは結構姿勢を気にしてました。お客様からすると「姿勢が良い誰々」っていう結びつけで印象に残っていることもあると思う。声が大きいのは印象に残ると思うので、「声が大きくて姿勢のいい人」で覚えられるかもしれないし、まずはそれで覚えてもらってそこから提案していくっていうきっかけが作れるといいかな。

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社長:他の方に聞いてみましょう。Aさん誰がいい?

Aさん:Dさんで。

Dさん:はい。打ち合わせ時に必ず発言するようにしています、相づちと。これはその場で自分の表現に間違いがなかったかの確認を含めて意識してやるようにしてます。

社長:礼儀礼節に直接関わるかわからないけど、会議に出て一言も発言しなかった人は価値のない人ってよく言われるので、そういう意味で何か発言したほうがいいと思う。合ってれば良いし、間違ってても自分の考えをきちっと述べるということは大事かなと。それを意識することでお客様や自分が変わっていくことってある?

Dさん:先ほど社長からお話があったように相手の印象に残るっていうのはあると思います。

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社長:バトンリレーみたいにしようかな。Dさん誰がいい?

Dさん:せっかくなんで営業所を。じゃあEさんで。

Eさん:そうですね。お客様の話を絶対に遮らないように心がけています。お客様の表情を見れば早く終わりたいんだなっていうのがわかるので。

社長:営業としてはどうなのかっていうと微妙かな。お客様が終わりたいと思っていても、そこで空気読まずにガンガンいった方がいいときもあると思う。お客様の顔色をうかがいすぎちゃうと言いたいことを言えずに終わっちゃう。そうすると訪問の意味がなくなっちゃう。みたいなことになりかねないから、一概に読みすぎないほうがいい気もする。

自分も思うときあるんです。営業されて面倒だな、とか。でも自分の興味に引っかかる何かがあると、これ何なの?ってなる。来客って基本的に面倒なことだとわかっていてこちらも対応しているので、あまりそこは空気を読まないようにしたほうがいいかもしれないね。

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社長:Fさんはどう?

Fさん:メールの文面をできればかっこよく紳士的に書きたいなと思います。少しでもかっこいい文書、というのは語弊があると思うんですけど、そうなるように努めています。

社長:かっこいい文書よりも伝えたいことを伝えられる文書を意識したほうがいいかな。かっこいい文書って伝わりづらかったり読みづらかったりするので、何を伝えたいかっていうのを明確にするほうが大事。自分も昔だと季節の挨拶を入れたりっていうことを意識していたんだけど、今は本題から入るようにしようと意識しています。こんな書き方したらお客様から褒められたとかウケが良かったみたいな話があったらまたみんなに展開していってください。じゃあ次Gさんどうですか。

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Gさん:お客様の話を社員同士でするときに、お客様の名前や会社名に「さん」づけするようにしています。どこで誰が何を聞いているかわからないんで、例えば他の人の電話で会社名を呼び捨てで言ってるのが聞こえたらお客様の印象も良くないと思います。どこで誰が聞いていても大丈夫なように、必ず「さん」づけで呼ぶようにしてます。今ではもう意識しなくても勝手に「さん」づけで呼ぶようになってます。

社長:これは自分も意識していることの一つかな。でもたまに気を抜くと「さん」をつけずに会社名で話してしまうときもあります。

Gさん:気を抜かないように継続します。

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社長:じゃあ次どうですか?

Gさん:Hさんで。

Hさん:飲食業でアルバイトしていたとき、高齢のお客様が多くて、1人で食事されている方には「お久しぶりです」と声をかけたりとか、食べ終わったあとに話しかけたりはしてました。

社長:そういうのも礼儀礼節なのかな?親切心だし、良いことなんだけど。三栄商事として大切にしなきゃいけない礼儀礼節とはどういうことなのだろうと定義づけていくことができれば、三栄商事の社員ってこういうことやってんだな。ちゃんと守っているねってお客様やメーカーさんに印象を持っていただけると思います。
全力で来ていただいたお客様を迎えるって意味だもんね。会社だったらお客様やメーカーの方の来社時に全力で迎えるって感じかな。相手に喜んでもらうという意味では良いのかもしれないですね。

まとめ

今日も多くの方にご参加いただきありがとうございました。
1つだけ、社員から言われて嬉しかったことなんですけど、最初はわくわく教室をやっているとき、全然わくわくしないし社長が何やってるかわかんなかったです、と。でも最近のわくわく教室は、社長の考えや参加している社員の声を聴いて、何となく行動理念がこういうことだったんだなって。実際の行動や対お客様、対仕入先様にやらなきゃいけないことが100%じゃなくても、少しずつわかるようになりました。って言ってくれたんですね。みんなが100%賛成できるものってほとんどないと思うんですけど、少しずつでもいいので理解してもらったり、こう考えていけばいいのかなとか、考え方を変えてくれるのが自分にとって嬉しかったなと。そういうことを感じている方がいれば、ぜひ何かのときに話ができるといいなと思っています。

それと同じくらい、こうしたらいいんじゃないかっていう話も欲しいんですね。せっかくやるんだったらみんなが楽しく参加できればいいし、これに参加することでみんなにとってプラスになることがあればいいなと思っています。こう変えてほしいとか、これいらないんじゃないかとか、こうやったほうがいいんじゃないかとか、意見もぜひ教えてほしいなと思いますのでよろしくお願いします。

ちょうど時間になりましたので、今日のわくわく教室は終了させていただきます。
ありがとうございました。

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皆さんお疲れ様です。

今月のテーマ「お客様、仕入先様に対して、礼儀礼節をもって接しよう」のなかで、今日のお題は「社内外で礼儀礼節を感じたこと」について話ができればと思っています。

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まずは自分から話をさせていただきます。礼儀礼節っていうとどうしても挨拶だったりが初めに浮かぶんですけれど、先日ある社員が共有していた事例で、お客様や仕入先様に対して同じようなミスをしないために、クレームにつながった事例を共有することで三栄商事としてしっかり対応をしていくっていうのは、長い目で見ると礼儀礼節を重んじてやるべきことなのかなと感じました。

あともう一個、これ見てる方多いと思うんで話題に上げたいなと思うんですけど、ドラマの半沢直樹って見てるかな?会社が腐っているかどうかっていうのを判断するのにあたって、彼が言っていたのが「挨拶をしっかりできる会社」と「従業員の一人一人がお客様のことを思って対応してる」っていうところを見て、この会社は腐っていないっていう話をしていたシーンがありました。やはりお客様に対しての礼儀礼節をしっかり行っている会社かどうかっていうのは、良い会社かどうか判断する一つの指標になってくるんじゃないのかなって感じました。

なので、今月のテーマに関しても三栄商事がそうやってお客様や仕入先様から思われるような会社になっていかないと、存在する意味、三栄商事が会社としてやっていく意味がなくなっていくと思うので、小さいことですけど一個一個やっていければと思っています。

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社長×社員対談 「社内外で礼儀礼節を感じたこと」

社長:それでは、今日参加してくれているAさん、Bさん、Cさんに順番に聞いていきます。年齢若い順から行こうか。Aさんからお願いします。

Aさん:個人的には「ありがとう」って言ってくれる人に対して礼儀礼節を感じているなと思っています。ありがとうって言うのは当たり前なことで、もちろん礼儀だと思うんですけど、礼節って僕の中では温かいというか思いやりっていうイメージがあって、ありがとうって言える人っていうのはすごく温かい人だな、礼儀礼節を感じるなと思います。

社長:自分は言ってる?

Aさん:言うようにはしています。

社長:Dさんが今回の社内報のインタビューの中で、大きい声で挨拶するようにしていると書いてあったと思うんだけども、ああいうのはどうかな?実践してる?

Aさん:お客様を訪問したときに大きな声で挨拶するっていうのは心掛けています。

社長:本当にそういうことで印象に残ったり、あの子元気いいよねっていうので対応が変わってくる部分が絶対にあると思うので続けてもらいたいです。

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社長:じゃあ次、Bさんどうですか。

Bさん:ちゃんと目を見て話す人が礼儀正しいというか、礼儀を持っている人だなっていう風には感じます。

社長:例えば課内でこの人はいつもこうやってくれるな、みたいなのはあるかな?

Bさん:課内だったらEさんの目力が強くて、目を合わせて話してくるのでこの人はすごいなって思います。他ごともしないで前向いて向き合ってくれるので。

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社長:Eさんどう?意識してる?

Eさん:意識はしてないです。自分も話し始めた時に聞いてもらえるとやっぱり嬉しいので、まずは自分からやって相手に伝わればいいかなと。実際にBさんにそうやって伝わっているので、お互いが今後いいサイクルでコミュニケーションがとれていければ一番良いと思います 。

社長:ちなみにEさんが社内外に礼儀礼節を感じたことってなにかある?

Eさん:この前お客様に言われてビックリしたのは、今まで自分では当然だと思って納期などの連絡を細かくしていることに対して、それが他社さんはできてなかったりすることで、お客様自身が忘れていることを言ってもらえるのはすごく嬉しいって言われたことがありました。礼儀礼節とはちょっと外れるかもしれないですけど…。

社長:それは結構当てはまるのかなぁと思います。最終的に納期が遅れることに対しても、当日に納期が遅れますって言うのと、だいぶ前から連絡しながら遅れそうですっていうのをちゃんと報告入れておくのとでは全然違うと思います。

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社長:ではCさん、お願いします。

Cさん:オファーを受けたときに正直一番苦手なお題だなぁと感じたんですけど、先ほど社長からも出ました半沢直樹の話ではないですが、社員の方が自分に対して挨拶をしていただける会社が仕入先のX社さんです。

私たちが車で到着する時間を予測して玄関に立っていて、最敬礼で迎えていただいて、その後工場内で10人、20人の作業者の方がいたら全員がこっちを向いて挨拶してくれるんですよ。「いらっしゃいませ」とか「こんにちは」とか。非常に気持ちいい仕入先様。私は今までいろんなメーカーさんにお世話になりましたけど、もうナンバーワンだと思っています。

社長:それが日々の対応とかにも繋がっている感じがありますか?

Cさん:営業の方含めて皆さんがそういう指導を受けてらっしゃるので、真摯な対応をしてくれる方が非常に多いメーカーです。

Bさん:たしかに電話対応もすごいです。

Cさん:丁寧を感じます。言葉一つ一つの。

社長:それだけ良い印象を感じさせるってことはやっぱりすごく大事だってことですよね。

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Cさん:実は私、社内で実践していることがありまして、私の上長と言いますか、上の役職の方々が、私が仕事をしてるときに話しかけに来るときは必ず立つように意識しています。小さな話でも短い話でも必ずすぐ立つ。これは今は退社された私の元上司の方が実際そうしているのを目の当たりにして、かっこいいなと思って今でも実践してます。

社長:上の人だけじゃなくてもやれるといいですよね。自分も意識はしています。ただ、座ったまま話しちゃうことも結構あるんですよ。気付いたら途中でも立とうかなと思います。これもたしかに礼儀礼節ですよね。相手は報告があって来てくれてるので、それに対してちゃんと答える。さっきのEさんの目を見て話すっていうのがそういうことなのかな、それだけで相手の反応は変わってくると思います。というわけでCさんは必ず立つみたいなので、もしCさんが立っていないときは「立っていないですね」と一言伝えていけるといいですね(笑)

一同: (笑)

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社長:Bさん、誰が礼儀礼節をもっていると感じる?

Bさん:Fさんですね。

社長:Fさんすみません。Bさんからのリクエストなのでお話しいただけますか?

Fさん:まずはBさんありがとう。常日頃、お客様のところに行ったときはとにかく言葉遣いを丁寧に丁寧に心がけています。

社長:何か言われたことがあるのですか?

Fさん:特にはないんですけど、やっぱり入社して2・3年っていうのは結構方言が出まして、何それ?とお客様から言われたときもありました。

社長:今まで気になったことがないです。社内でも気を付けられているということですね?

Fさん:はい、気を付けています。

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社長:Gさん、久々に話しするのでどうかな?

Gさん:礼儀礼節になるか分からないですけど、入社した頃に教わったことで未だに覚えているのが、お客様の工場に入って歩くときは必ずフチを歩け。というのをHさんから教わって、それはずっと守っています。

社長:それは何でフチを歩けと言われたと思う?

Gさん:お客様の邪魔にならないようにだけだと思うんですけど。

社長:Hさんどうですか?今の話。

Hさん:私も入社したときに先輩からお客様の現場に入るには基本的にヘルメット、帽子を被って社員さんの邪魔にならないようにと教えられました。部外者なのでフチを歩きなさい。リフトが通るシャッターから入るのでなく、フチのところを歩かないとダメだよと。そういうこと先輩から教えてもらいましたので今もそれを守ってますし、Gさんや新人が入ってきたときでも同じ話はします。

Gさん:他の商社さんを見ていて、そういうことをしていないとどうなんだろうなと思うこともあります。多分見ている方は見ていると思うので、重要かなと思っております。

社長:大事なことだね。何にも考えずズカズカ入って来られたらお客様だって嫌だと思うし。ありがとうございます。

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まとめ

社長:実は今、自分が気づいたグッドアクションをまとめてもらっています。その週に起きたことや、以前に起こったことも含めてブログに出していこうと。そういう一個一個の行動でお客様や仕入先様からどう思われているか、行動理念を日々皆さんがやれるかどうかが会社のブランドを作っていくと思っています。自分も含めてそれは守っていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

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社長:みんなの意見聞いて、今日の感想が聞ければと思うのですが。どう?

Aさん:感想ですか、礼儀礼節ってすごく難しくて意味がわからなかったのでネットで調べたんですけど(笑)今回調べたことで、礼儀礼節に対してちょっと知識が広がったので、これからもっと見つけていこうかなと思っています。

Bさん:礼儀礼節は、自分では普通にやっていることとかも礼儀礼節になっているんで、普段自分じゃ気づけないこととかも多いと思います。なので周りの人からそうやって教えてもらったり気付かせてくれるような発言があれば、私もそれのお返しみたいな形でできるかなと思いました。

Cさん:約束したわけではないですけど立って話を聞こうと思います(笑)せっかくこの2人と話ができたので、目を見てありがとうと言える努力をします。

社長:はい!ありがとうございます。では以上で今回のわくわく教室終わります。

ありがとうございました。

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