三栄商事 後藤正幸社長のわくわく教室

名古屋の老舗機械商社の三栄商事(株)代表取締役 後藤正幸の社長塾ブログです。

「SAN-EI わくわく チャレンジ」をベースに、三栄商事の未来について一緒に話し合いましょう!

2020年05月

おはようございます。

二回目のzoomを使ったわくわく教室です。

緊急事態宣言も一旦の解除ということで、会社も25日から通常のスタートをしようと動いています。今までの世界とこれからの世界とではいろんなことが変わってくるんじゃないかな。その中でどう仕事をしていくのかをちゃんと考えていかないといけない時代になってきたなと思います。このターニングポイントに、この立場で、この歳でいられたということをプラスに捉えていろんなことに挑戦していってほしいです。

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今月のテーマ「成長意欲をもって新しいことへチャレンジし続けます」と置いている中で、在宅勤務という今までと違う働き方が始まり、それぞれが何かしらチャレンジしたんじゃないかな。それをシェアすることで「自分もやってみよう」「これだったらチャレンジしてみよう」というものをどんどん増やしていきたいです。

今日は3名の社員と10分ほど話をさせていただいて、そのあと事前に募集していた皆さんの取り組み事例を紹介します。最後は皆さんの中でも「こんなことチャレンジしています」というものがあれば紹介してください。

社長×社員対談 「在宅勤務期間に新しくチャレンジしたこと」

社長:じゃあまずは自分から。自分の今回の一番のチャレンジは、1週間のファスティングです。体重が3kg減りました。自分の中ではすごいことなんですよ。あとは子供とゴールデンウィークの3日間でサイクリングに行きました。1日目15km、2日目20km、3日目20kmくらい。そういう体を動かすことにチャレンジしていたのがプライベートでの取り組みです。

ではAさんお願いします。


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Aさん:今までは食べる専門だったんですけれど、自分で料理をしてみようということで、カレーやハンバーグ、コロッケに挑戦しました。

社長:いいね、男の料理って感じで(笑)

Aさん:料理アプリを見ながら作ったんですけれど、なかなかうまくできないですね。ハンバーグは二回ほど作りましたがまだうまく作れないので、引き続き挑戦していきたいです。

社長:料理もいいよね。何作ろう?って新しいレシピに挑戦するのはすごくいいことみたいです。


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社長:じゃあBさんどうですか?

Bさん:私も時間がいっぱいあるので今回初めてクッキーを焼きました。1回目は初めてだったのもあって全部焦がしてしまって…2回目はいい感じに成功して、おいしいって言ってもらえたので良かったです。最近はあまり動かないので、家で楽にできるヨガとスクワットを始めました。スクワットは思った以上にきつくて、5分くらいやったら筋肉痛が2日間続きました。

社長:なにか仕事で挑戦したことはあるかな?


Bさん:アシスタント同士はなかなか会えないので、メールで「最近どうですか?」というやり取りはしています。在宅時の仕事についてお互いに情報交換しています。

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社長:じゃあ、最後Cさんどうですか。


Cさん:新しくチャレンジしたことではないですが、もともと掃除をするほうなので、今回換気扇周りの掃除に何が一番有効なのか、洗剤をいろいろ試してみました。それもチャレンジかなと。テレビでも言われていますけど、空いた時間で掃除される方も多いと聞きます。チャレンジというよりは発見ですかね。


社長:なるほど。たしかにそれも挑戦かもしれないですね。

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仕事の関係でいうと、やっぱり一番のチャレンジって、このzoomを使ったわくわく教室だったり、WEB会社説明会だったり、面談等々をzoomで行うことが、会社にとって一番大きな変化じゃないかなと思っています。新しいコミュニケーションツールの一つの選択肢として持つことが、皆さんの中でもプラスになるんじゃないかと思っています。


取り組み事例の紹介

社長:せっかく出していただいた皆さんの事例を紹介したいと思います。順不同でいきますので、読まれた方はちょっとだけコメントしていただけると嬉しいです。


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「封印していたプラモデル造りを復活させました。樹脂特有のバリやヒケやウエルドラインの処理など以前は淡々と処理していましたが、今はヒケ等が発生する原因をネットで調べながら製作しています。おかげで製作時間は掛かりますが趣味と勉強が両立できています」


社長:Dさん、解説お願いできますか?


Dさん:お客様が樹脂の関係で、プラスチックを冷やす工程でへこんだり、シミみたいなものが発生したりするんです。プラモデルでも同じような現象があって、すべて金型の熱とかに起因するものがあるんです。今まではそういうヒケなどを処理して、きれいにするのを自己満足でやっていたんですけれど、なんでこれが発生するのかな、というのをいちいち調べながらやってみました。


社長:いいですね。普段だととりあえずやっちゃうのを、ちょっと原因調べてみてからやってみるということですよね。ありがとうございます。次Eさん、いきますね。


「自家用車を普段は洗車機で済ませているのですが、ワックスがけと車内清掃を5時間くらいやりました」


Eさん:今までは洗車に時間が取れなかったんですが、今回はワックス買ってきて、ずっとピカピカに磨いていました。大学のころは自分で磨いたり、中をいじったりというのが好きだったんですけれど、最近は時間がなかったので久々にできました。


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社長:次いきましょう。

「1日1時間は、必ず読書の時間を作る!」

Fさん、最近面白かった本の紹介でなにかあれば。


Fさん:AIAssistに携わらせてもらっているので、IT関係のスタートアップ企業についての勉強をしています。その中で石口常務から紹介いただいた麻生要一さんが書かれている「新規事業の実践論」という本のなかで、スタートアップ企業を立ち上げていく過程で必要なことが詳しく、具体的に出されているものがあったので、それを読んでいます。


社長:では次、Gさんの事例です。


「ネットワーク関連(DNS、Active Directory、ファイル共有、アクセス権限等)についての勉強、情報収集」


社長:仕事に直結するようなことを勉強しようという感じかな?


Gさん:そうですね。ネットワークについて、どういう理屈でつながっているのかわからないことで、トラブルがあったときに直せないことがたまにあります。技術的な話になりますが知っておかないといけないと思ってネットで調べています。


社長:皆さんも知らず知らずのうちにだと思うんですけれど、普通にグループウェアが使えたり、こうやってzoomがネットワーク環境が整った中でできるのは、彼が影で動いてくれているからこそだと思っています。トラブルを解決しようと努力してくれているということですね。ありがとうございます。次、Hさん。


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「電気工事技師の資格の勉強を始めました」


Hさん:設備のことをやらせてもらっていて、電気のことを一切話ができないので、誰にでもわかるように電気のことを自分が理解して、習得出来たら、何かチャンスになるんじゃないかと思って勉強を始めました。


社長:いいですね。グループ会社にも専門的な部隊はいるので、もちろん独学で勉強するのも大事ですが、そういうネットワークを使って広げていくのもいいんじゃないかな。ぜひ続けていってください。

一人くらいはほかの人からも聞きたいですね。あ、会長が参加されていますね、会長何かありますか?


会長:みんなの意見を聞かせてもらっています。今回に限らず、自分の人生変わりつつあるので、そういう意味では挑戦しています。


社長:ありがとうございます。次、Iさんお願いします。


Iさん:子供が保育園に行っているので、妻と二人の時間が増えたというのが変わったところですね。料理や掃除も妻と一緒にできる時間が増えたので、家族のコミュニケーションが取れていいなと思いました。


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社長:他にあれば…あ、新入社員のJさんが手を挙げているね。


Jさん:在宅期間が長いので、毎日私たちの業務に関わってくださる社員さんのお名前をしっかり覚えようと挑戦しました。


社長:そうやって意識して覚えるだけでも違うと思うので、ぜひ続けてください。


まとめ

ありがとうございます。
最初にも言ったとおり、ここからどう変わっていくかがすごく大事です。どうやったらお客様とコミュニケーションを取れるんだろう、興味を持ってもらえるんだろうとそれぞれが考えれば必ず方法は出てくると思います。


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例えばこのわくわく教室のブログも完全にオープンにしているので、こういうものをお客様に「会社でこういう取り組みしているんですよ」と伝えていく。商品をPRする以外にも、ネタはいくらでもあるので、それをどう伝えていくかが重要になってきます。これから先、必要な相手以外には会わなくなってくると思います。今まで別に会わなくてもいいけど会っていた人から、本当に会いたいと思う人だけに会っていくようになるので、ここから真価が問われるんじゃないかな。

その中の一番のキーが「提案営業」になってくるんですね。商品のPRだけじゃなくて、会社の取り組みとか自分の考えを伝えていくことが、今できることじゃないかな。あとはそれぞれが考えてトライをすることが大事だと思いますので、引き続きやれることを一つでも挑戦してもらえればと思います。


本日は以上で終了させていただきます。
ありがとうございました。



おはようございます。

初めてzoomを使ってわくわく教室を開催します。 続々と参加していただきありがとうございます。

今回、3人の社員とテーマに沿って話をしながら進めていきます。途中でみなさんが気になることや質問がありましたら、チャット機能を使ってコメントをしてください。よろしくお願いします。

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社長×社員対談 「在宅勤務が始まり、自宅で新たに始めたこと」

社長:さて、どうですか?Aさん

Aさん:なんだかすごくよそよそしいですね(笑)在宅が始まる前に課員と話していたのですが、在宅の日は外出、出勤日はデスクワークをしたらどうか?と提案がありました。良い提案だと思ったので、私たちはそうやって動いています。毎朝課員と電話して、このお客様に納品をお願いします。立ち合いお願いします。というように連携して、手分けしてやるようにしています。なので実はほとんど家にいないんです。

あとは毎日16時から新入社員が顧客リサーチの発表を行っているので、なるべく顔を出すようにしています。もともとはグループ会社の浜名エンジニアリングさんへ研修に行く予定だったのがなくなったので、せっかくの時間なので三栄商事のお客様を調べてみようということで取り組んでもらっています。意外と面白く、自分たちも参加しています。 新たに、というよりはそういうことに時間を使っている印象です。

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社長:Bさんはどう?

Bさん:お客様から来ないでほしいと言われる状況なので、難しいなと感じています。

仕入先様が在宅でできることを提案してくれるんですね。無料の会員登録をすればセミナーが見られますよ、というものなど。初動が早かったのでお客様に提案することができています。お客様も工場止まってしまって時間がある可能性も高いので、そういうことを提案しています。

社長:今までは、特に若い社員は、何か仕事があるからお客様のところに行く、引き合いがあるから行く。というように訪問をつないでいたのが、ここにきてそれがなくなってしまった。「最近どうですか?」と気軽に訪問ができなくなってきていると感じます。こちらから提案するものがないと行きづらくなっちゃうよね。何のために来たの?って。

無理やり結びつけるわけではないですけど、ブルーアシスタントで打ち出しているのは、空いている時間で図面の整理をしたらどうですか?という提案の仕方。やっぱり図面って溜まっているけど整理していないお客様がすごく多くて、データだけ入れてもらえればあとは在宅で編集もできてしまうんで、そうやって使ってもらえるといいんじゃないかなと考えています。今やれることをお客様に提案していくことが大事だなと思っています。

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社長:Cさんはどうですか?

Cさん:そうですね、身近にコロナが迫ってきている感覚があって、外に出たくてもなかなか出られない状況。単純に怖いと感じています。ただ、命を守ることにもコストがかかる。経済を回さないとどうにもならない部分もあると思う。

社長:なるほど、自粛を続けてったら結局お金が回らなくなってみんなダメになってしまうんじゃないかってことだよね。

Cさん:そうです。ただ、意外と在宅ワークは楽しいです。

社長:何が楽しいかな?

Cさん:会社で今までやってきたことと、家の中でやれることの境目がわかりやすくなりました。

社長:例えばどんなことが住み分けできるようになった?

Cさん:在宅だからできないと思っている仕事って、普段自分が苦手だったりすることだなと。例えば作業届を作るといった事務処理的なことは得意じゃないんですけれど、在宅ワークが始まって、「在宅だからできない」と言い訳にしている自分に気づいたんです。でもそれって会社でも同じなんで。そこの得手不得手が自分の中で分かりやすく線引きされた印象です。自分の仕事の中で、なにが好きでなにが苦手なのか、見つめ直す時間になっています。

社長:なるほど。自分も面談や打ち合わせをzoom使ってやっているんですけど、絶対無理だと思っていたんです。でもやってみると意外にできて、これでいいじゃん。って思えています。この状況が当たり前になってくるかはわからないけれど、当たり前になってくると思い込んで、今やれることをきちんとやることが大切なことかなと思うところです。

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意見交換

社長:みなさん、話は聞こえましたか?すこし意見やコメントが聞ければと思います。といっても反応しづらいと思うので、こちらから当てていきますね(笑)

Dさん、岡崎の在宅勤務はどうですか?

Dさん:岡崎営業所は毎朝ミーティングをしていました。在宅が始まってしばらくできなくなってしまったんですけど、今はzoomを使って行うようにしています。なのでメンバーが毎日顔を合わせることをやっています。

社長:それによって安心感みたいなのは出ているのかな?

Dさん:そうですね。今までは連絡事項があったら次の日でいいや、会社戻ってから報告すればいいや、というのがあったんですけれど、所長からも逐一連絡が入るようになりましたので、都度報告できるようになりました。

社長:在宅になると、明日でいいか、今度でいいか、というのは忘れちゃうんだよね。だから毎朝そういう時間があるのはすごくいいことだよね。

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じゃあそのほか、Eさんどうですか?

Eさん:僕は新しいことについつい否定的になってしまうんですけれど、世の中全体が一気にテレワークになり、みんながやったらできるんだなと感じています。なのでこれを機に、否定から入らずに、できないではなくトライしてみることが大事だと素直に感じました。

社長:新入社員にも聞いてみましょうか。入社していきなりこんな状況になってしまって。

Fさん、どうかな?

Fさん:そうですね、入社してすぐ在宅勤務になって、最初はどうなるんだろうと思っていたんです。でも在宅勤務で顧客リサーチをするなかで勉強できることも多く、今だからできることもあるんだと、ピンチをチャンスに変えてチャレンジしたいなと思っています。

社長:お客様のことを調べるって、時間を取ってやらないとできないんで、今できているのはいいことだなと思っています。今はもしかしたらつらい時間かもしれないけれど、今やっていることは必ずプラスになってくるので、トライしていってください。

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せっかくなので、時間オーバーしてしまうかもしれないですけれど、新入社員に話を聞いていこうと思います。時間で退出される方はしてください。Gさんはどう?

Gさん:これはこれで楽しいなと思います。なかなかできることではないので。あとは自分が感染して家族やほかの人に迷惑をかけないようにしないといけないと感じています。

社長:課題とか、今やっていることに対してはどうかな?

Gさん:外部のWEB研修を見る時間をいただけるのは良かったです。なかなか社会人として働きだすと研修を受ける時間って作りにくいと思うので、ありがたいです。お客様のことを勉強できるのは、本当は訪問して、現場を見て覚えることが一番早いと思うんですけど、こうやって事前に知識を蓄えられるのはうれしいです。

社長:普通に訪問しちゃうと、知識を蓄えることはどんどん後回しになっていって、現場のことは知っているけど、意外と会社情報は知らない人もいると思う。目の前でプラスチックの加工をしているからプラスチック屋さんだと思っていたら、売り上げとしては金属加工のほうが多かったとか。通うだけだと全体が見えないことも出てくるので、そういうのが払拭できるんじゃないかな。

Hさんはどうですか?

Hさん:今まで、なんとなくどんな会社と取引しているかは知っているつもりでした。実際に顧客リサーチをしてみて、こんなことやっている会社だったんだということに気づかされることが多くて、在宅ワークは充実しています。

社長:Iさんは?

Iさん:1日のスケジュールは決まっていて、午前中は外部のWEBセミナーを受けています。マナー研修や考える力などの研修もあって、午後からの顧客調査の際に、どうやって発表するか、学んだことを応用して考えながら行っています。

社長:だいぶ真面目だね(笑)急にグループ会社研修がなくなったので、どうしたら新人研修がみんなにとって良いものになるのか、企画室はすごく考えてプログラムを作ってくれたと思っています。

今回は初めてのトライだったんですけれど、次の新入社員の人たちをどう育成していくかを考えるのに、すごくいい試金石になるんじゃないかなと思います。

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まとめ

ありがとうございます。
率直な感想を言わせてもらうと、zoomを使ったわくわく教室もできるんじゃないかな、と思っています。皆さんが聞いていてどうだったか、という聞く側の意見はまだわからないんですけれど、こうやって顔を見ながらのコミュニケーションっていいんじゃないかなって。

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こんな時期になると社員間の信頼関係、お客様との信頼関係ってすごく大事になってくる。小手先で数字を稼ぐのではなく、本当に信頼されているから注文をいただくことができる、そういう時代になってきます。本当はフェイストゥフェイスの中でしか構築できないのかもしれないけれど、今それができない状況でどうやるかを考えないといけないのですごく難しいと思います。難しい時代ですけれど、逆に言うと抜きだせる時代。これをチャンスと捉えてトライできるか、試されるタイミングじゃないかなと思うので、皆さんも前向きに取り組んでいってほしいなと思います。

では、以上で終了します。
ありがとうございました。


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