おはようございます。時間になったので始めさせてもらいます。

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今日は皆さんに「商権や業界のルール、世間の常識、経験、先入観に捉われず、お客様の悩みの本質を理解した上で最適な提案をします。」という議題でお話しさせていただこうかなと思っています。

前回の社長ブログの中でもお話しさせてもらったんですが、せっかくわくわく教室という名前をつけているので、何かわくわくするようなことをしていきたいな、と。まずは自分がわくわくした体験というのをお話しすることで、少しでも伝わるかなと思うので、最初5分くらい使ってその話をさせてもらいたいな、と思っています。


これがドンピシャで業界のルールとか世間の常識とかに当てはまるわけではないんですけれど、昨日Queue(キュー)とテレビ会議で1時間半くらい、blue assistantについて話させてもらったとき、それがすごく楽しかったんです。

何が楽しかったかというと、blue assistantっていうものが世の中に出たときに、「世界がどう変わるか」っていうところを話したんですね。

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世界から見たら日本はモノづくりの国

自分自身もそこを明確に描けているわけではないんですけども、今回もともとこれをやろうと思ったのは、モノづくり業界に対して「この業界で働きたい」「働いたら楽しい業界だ」って少しでも思えるようになればいいなっていうのが、ホントに最初のキッカケだったんです。

現状は「入りたい会社ランキング」で上の方にモノづくりの会社が来るかっていうと、ほぼないと思う。子供に至ってはユーチューバーとか、サッカー選手とか。学生を見ても、あまりモノづくりとは直接関係のない会社が上位にあがってきているのが現実なのかなと。

AIに出会って、そのAIで何かできないかなって思って、今回のblue assistantができたんです。そのblue assistantで何が変わるのかって言ったときに、例えば数字が読めるようになる、文字が読めるようになる、その図面から立体が描けるようになったら、その形が目に見えるようになったら、と考えてみると、それってモノづくりのなかですごい改革なんじゃないかな?っていう可能性が十分にあると思うんですよ。

今はシンプルな図面探しなんですけど、図面っていうものを軸に、日本のモノづくりをもうちょっと発展させていくことにつながればって思っています。

日本のモノづくりっていうのをもっと発展させていかないと、今後日本がモノづくり大国であり続けられるかっていうとクエスチョンかなと。ただ、働き方改革とか、業界が変わっていくことで、若い人たちがそこに入りたくなると思うんですよね。そんな世界が作れないのかな?っていう話を昨日ずっとしてたんです。

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「図面の見える化」から見える提案のカタチ


図面ってただ単に形状を表しているものではなくて情報なんです。そこに入っている情報をどのように活用していくのかっていうところがノウハウだと思うんです。だからまずは入っているものを見える化するってことが、すごい重要なんじゃないかなという風に思っています。

図面の見える化というのは、世間の常識という観点から言えば、今まで考えたこともなかったと思います。

3D図面では、実際の形が見えたり、干渉が見えたりすることがメリットですが、モノづくりの現場で精度や条件を見るうえでは2Dの方が使いやすいと思うんです。だから2Dが残っていると思うんですけども。例えば2Dの図面を読み込んで、それがそのまま3Dにできるという風になれば、何か変わるんじゃないのかな、と。


上手にまとめきれていないんですけれど、「こうなるんじゃないのかな」「世界がこんな風に変わっていくんじゃないのかな」っていうことと、今やっていることがどうつながっていくのかっていうことを話しているのがすごく楽しかったんです。

「こうあるべき」というものをベースに仕事するっていうことから一歩踏み出して、お客様が思っていなかったことをこちらから提案するとか、「そんなこと、この業界じゃ有りえない」っていうことを突っ込んでいくことが、仕事の楽しさにつながるんじゃないかなと。

これは人によって全然違うと思います。自分は昨日そういう話をしているなかで、「こういう風になったら面白いのかな」「こうなったらいいな」ってことを頭の中で考えていることがすごく楽しかったんで、それを共有させてもらいたいなと思ってお話ししました。


皆さんの中でも小さなそういう経験って多分あるんじゃないのかなって。前の先輩はこういう風にやっていたけど、自分は別の方法でやったらうまくいったとか。うまくいかなかったこともあるかもしれないんですけれど、それをトライしてるときって結構楽しいんじゃないかなって思うんですね。

「こうあるべきだ」っていうものをレールに乗っかってやるんじゃなくて、それからちょっと外れた形で何か自分で提案する、考えるっていうことが楽しいのかなと思うので、そういう経験を思い出してもらって、それぞれのグループでシェアしてもらえますか。ボードを持っている人がファシリテーターでお願いします。

社員からの質疑応答と各グループディスカッション


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ありがとうございます。

最後のまとめ

今ちらっとしゃべっているのが聞こえてきて、「そうそう」と思ったのが、「ダメもとでも提案する。いいかどうかを決めるのはウチではなくお客様なんだよね。」っていうのも当てはまると思うんです。

今までは、商社である我々の経験からすると、「こんなことってお客様は採用しないよね」って三栄商事のルールの中に縛られちゃっているのかなと。でもそれって本来お客様が決めることなんだから、まずはダメもとで提案するっていうのがすごく大事なんじゃないかなって思います。

なのであまり行動理念を重く捉えずに、一つの指標として意識してやっていくことで、最終的には会社の成長に繋がったり、「三栄商事ってこういう会社なんだ」っていう風になるんじゃないかなって思いました。

では9時になりましたので、以上で終了させていただきます。ありがとうございました。

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