三栄商事 後藤正幸社長のわくわく教室

名古屋の老舗機械商社の三栄商事(株)代表取締役 後藤正幸の社長塾ブログです。

「SAN-EI わくわく チャレンジ」をベースに、三栄商事の未来について一緒に話し合いましょう!

今回のわくわく教室では、行動理念「お客様、仕入先様に対して、礼儀礼節をもって接しよう」をテーマに、「礼儀礼節」について話し合いました。

こんな話題が出ました!

●御礼を伝える
●相手がお客様でも、言わないといけないことは言う
●中間報告を仕入先様にも伝える
●親しき仲にも礼儀あり
●最初から「できない」と言わない


御礼を伝える

Aさん:仕入先様に納期など協力していただいたとき等、御礼とともに状況を報告するようにしています。

Bさん:お客様から高額な注文をメールやFAXでいただいた場合、まずは一報御礼を入れ、直近で直接会いに行って再度御礼を伝えるようにしています。

相手がお客様でも、言わないといけないことは言う

Bさん:言いづらいことでも、言うべきことは言うようにしています。

社長:言わないことが結果的にお客様に失礼になってしまうこともあります。

中間報告を仕入先様にも伝える

Cさん:案件の変化や進捗状況は、仕入先様に定期的にフィードバックをしています。

Bさん:仕入先様の協力がないと物事は進まないので、価格のお願いにしてもトラブル対応にしても、頼み方に気を付けています。低姿勢で頼む、高圧的に無理難題を押し付けることがないように、お互いが円滑に進められるよう話すことを気を付けています。

親しき仲にも礼儀あり

Dさん:お客様や仕入先様と親しくなるのは良いが、礼儀をわきまえないといけないと思っています。自分は良くても相手が良いとは限らないので、変な誤解を生まないためにも。

社長:人それぞれ踏み込んでいい線というのが違うので難しいですね。ただ、先輩がフランクな対応をしているからと、後輩がいきなり同じように接してはいけません。

最初から「できない」と言わない

Eさん:頑張った結果「できませんでした」はいいが、確認もせずその場の判断で「できません」は言わないようにしています。

社長:たとえ出来ないだろうと分かっていても、まず「確認してみます」というだけで相手の心象も変わってくると思います。

あとがき

相手のことをどれだけ考えられるのかも、礼儀礼節と言えるかもしれません。
何をしてもらったら嬉しいのか、助かるのか、はたまた不快に感じるのか。
お客様や仕入先様の目線に立つことで商社として求められる礼儀礼節が見えてくると思いました。

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今回のわくわく教室では、行動理念「あきらめずに最後までやり抜こう」をテーマに、「やり続ける」方法について話し合いました。

こんな話題が出ました!

●好きだから続けられる
●他人のためなら続けようと頑張れる
●一日一日の目標を達成していく
●習慣化することで継続できる


好きだから続けられる

Aさん:小学生から大学生までの野球を経験してきました。ケガや練習の辛さ、思い通りに行かないときもあり何度も辞めたくなったこともありますが、野球が好きだから続けられたと思います。やっていることが楽しくなることで好きになれるのではないでしょうか。

Bさん:幼少期からサッカーを続けてきました。やはり楽しかったから最後までやり切れたと思います。あきらめずに最後までっていうのは、当時考えていませんでしたが、長い目で見たときに一つ一つをあきらめないでやることで進んでいくのではないでしょうか。

他人のためなら続けようと頑張れる

Cさん:自分のことは忙しかったり面倒だったりでやめてしまいますが、会社や他人のためだと思うと最後までやり切ろうと思えます。

社長:自分との約束が一番守りづらいですからね。誰かのためにと置き換えることは続けていく上での一つの方法ではないでしょうか。

Dさん:他人が関係すると信用問題にもなりますからね。

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一日一日の目標を達成していく

Eさん:一日一日小さな目標を立てて、それらをこなしていくことを楽しく感じています。その結果、続けられているのではないでしょうか。

社長:自分のなかで手段を一旦目的に置き換えているということですね。このような方法も参考にしていただければと思います。

習慣化することで継続できる

Fさん:ちゃんと鍛えようと思うとジムに行くのが憂鬱になるので、取り掛かることへのハードルを落として、やりながらペースを上げていくようにしています。だから長続きさせられていると思います。

Dさん:最初の一歩を踏む出すのが難しいので、とても共感できます。

Gさん:新聞を読む習慣も社会人になるまでは継続できませんでした。最初は興味があるトピックを見つけて読むことから始め、それを続けていくことで新聞を読むことが習慣化しました。歯を磨くレベルで「当たり前に毎日やる」ことにどう落とし込んでいくかが大切だと思います。

社長:習慣化すると、やらないと気持ち悪いですよね。そうなればもう「勝ち」ですね。

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あとがき

あきらめずにやり抜くために、様々な取り組み方を聞けたのが印象的でした。みんなが工夫して取り組んでいることが分かり、それがこうして言語化されていくのは良い機会だと思います。
普段無意識でやっていることが、言語化されることで理解も深まりますし、言語化できて初めて相手に伝えることができるようになるので、こういう機会を上手く活用してほしいです。

今回よりブログの掲載方法を見直しました!
より読みやすく、わかりやすいブログになっていけばと思います。

今回のわくわく教室は「あきらめずに最後までやり抜こう」というテーマで開催しました。

こんな話題が出ました!

●小さな目標達成経験を積み重ねることで、大きな仕事も最後までやり抜くことができる。
●日々楽しむことが大切。周りからの感謝は次の行動への原動力になる。
●私生活でも健康維持のため、運動やリハビリを行っている。


社員対談

社長:今回のテーマについて、では新入社員のAさんから発表してください。

Aさん:お客様のことを調べる研修のなかで、ホームページを持っていないお客様の情報を調べることが難しいと感じます。検索ワードを変えるなど工夫し、いろんな手段を取ることで解決したいです。

社長:お客様にホームページ制作の提案もできるといいですね。ホームページがないお客様をピックアップしておくといいと思います。

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Bさん:毎日同じような仕事をするなかで、小さな目標を立てては達成する経験を積み重ね、目標達成の習慣を付けてきたので、仮に大きな目標があったとしても最後までやり抜くことができるのかなと思います。

社長:小さな目標を立てて一つ一つ達成させていくことで成長できると思います。何か一つでいいのでちゃんとやっていくことが大事だと感じています。

Cさん:私はすぐ諦めちゃうタイプなので、最近はやり抜いた経験がないと反省しました。

社長:周りはどう見ているか、聞いてみるといいかもしれません。自分では普通だと思っていることも、他人からするとすごいことって結構あると思います。

Dさん:仕事以外での話になりますが、肩が回らなくなってきたので、背中に手が回ることを目標に、家での運動と病院でのリハビリを継続してます。

Eさん:私も両肩苦労しました。何をやってもダメです。医者にも行きましたけど、自然治癒しかないと悟りました。

Fさん:ある程度、痛みが引いたら動かすことが大事です。

社長:「固まるので動いてください。」って医者には言われますよね。

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Fさん:先ほどBさんがお話したみたいに、「ここまでやろう」「これができたら次これをやろう」ということを積み重ねてきた結果、今があると思います。逃げちゃいたくなるときもありましたが、「今月末まで頑張ろう」とか「あと3ヶ月は頑張ろう」と自分で決めて、あきらめずにやり抜いてきたと思います。
入社した当時と比べて、今の世の中は格段に進歩していて、便利なものが増えてきている反面、覚えることも多くなっていると感じます。それでも続けてこられたのは、変化を楽しんでやってきたことが良かったと思います。

社長:仕事って辛いというか大変なことが多いですよね。それをどうやったら楽しめるかな、というのは常に考えています。でないと身体的にも精神的にも持たない。

Fさん:私の場合、周りから感謝されると次も頑張りたくなります。

社長:何でなのかわからないですけど、周りから「ありがとう」って言ってもらえると頑張ろうって思えますよね。あきらめずに最後までやり抜くためには、周りから感謝されることが大切だと思います。

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Gさん:わからないことを調べるとき、入社当時はどうやって調べたらいいのかもわからなかったのですが、最近は検索ワードを変えて調べることで互換性のあるものがヒットすることがわかったり、お客様や仕入先様への質問の仕方を工夫することで、ヒントが見つかることがわかりました。

社長:経験ってそういうことだと思います。わからないなりにもあきらめずに一生懸命にやることで経験となり、それがお客様からの評価にもつながってくると思います。

Hさん:(大きな事故から)復職してからもリハビリを続けていたのですが、日常生活に不足ないということでリハビリが終了しました。ここまでこれたのも社員の皆さんはじめ、周りの助けがあったからこそだと感謝しています。

社長:実体験で九死に一生を得ることができたと思うので、周りへの感謝の気持ちを胸に刻んで、これからも頑張ってくださいね。

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あとがき

あらためて、部署や役職の垣根を超えて取り組めるのがこの「わくわく教室」の魅力だと感じました。全社一丸となって取り組めている会社の行事だと思います。
さらに今日は、自分の知らないところで社員の皆が楽しもう、続けてみようと努力していることがわかりました。そういうことをシェアすることで、聞いた人が「自分もやってみよう」と思ってもらえる場になっていくといいですね。

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