三栄商事 後藤正幸社長のわくわく教室

名古屋の老舗機械商社の三栄商事(株)代表取締役 後藤正幸の社長塾ブログです。

「SAN-EI わくわく チャレンジ」をベースに、三栄商事の未来について一緒に話し合いましょう!

タグ:社長塾

皆さん、お疲れ様です。それでは、わくわく教室を始めます。

わくわく教室も今日で9回目となりました。どういう形で進めるのがいいのか?と1回目から手探りで重ねてきました。まだ完成していないんですけど、今回はまた、新しい形をトライしたいなと思っています。それは、「皆さんが話す時間をちゃんと作りたい」ということです。なので、自分はあまり話し過ぎないようにします。

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「わくわく教室だから、(みんなを)わくわくさせなきゃ」って思い、前回トライして自分はわくわくしました。でも、皆さんがわくわくするポイントと自分がわくわくするポイントは違うかなと思ったんです。「(みんなを)わくわくさせる」という約束は自分にはちょっとハードルが高すぎるかなと。自分は楽しくやりますけど、「わくわくさせてくれなかった」「わくわくしなかった」という風に皆さんに思われてしまうと、自分は次からどうしたらいいのかわからなくなってしまうのです。

なので、皆さんがわくわく教室で話をしている中で、「ちょっと楽しかったな」とか「いい話を聞いたな」と1つでも思って持ち帰ってもらえるようにしていきたいと思っています。皆さん、よろしくお願いします。

最近、自分がわくわくしたエピソード


今月のわくわくチャレンジは「お客様の悩みの本質を理解した上で最適な提案をします」ということで、皆さんに取り組んでもらっています。このテーマに関して自分がわくわくしたエピソードを1つお話します。

今回、展示会(メカトロテックジャパン2019)に出展し、4日間全日ブースに立ちプレゼンをしました。丸1日ブースにいるときは10回くらい、半日の時は5回くらい、期間中で30回ぐらいプレゼンしました。今回の展示会はすごい楽しかったです。

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どうして楽しかったのか?を考えてみたら、今回出展したblue assistantは今月のテーマにズバリあてはまっていたからだと思うんです。

blue assistantは未完成品です。でも、お客様のニーズを捉えて、それを製品に反映させていくことができるんです。「最適な提案をします」ではなくて「最適な提案をし続けます」という製品だと思っています。単に「blue assistantを買ってください」ではなく、お客様からの声を聞いてお客様に合わせた形で、お客様と一緒に作っていけるということが楽しいと。実際、お客様から色んな声をいただいたんです。アテンドメンバーは実感してくれていると思っていますけど。そして、それに対してQueue(キュー/開発会社)も応えようとしてくれる。こういうことが良かったんじゃないかなと振り返って改めて思いました。これが自分の最近のエピソードです。

話し合いタイム

では、これからは皆さんのグループで今月のテーマについて話し合ってください。実際にしたことでもいいですし、これからしようとしていること、こうだったらいいよね、ということ何でもいいです。その中に自分が7分ずつ入って話に加わります。今日はボートを持っている方が書記、その人がファシリテーターを指名してください。営業所もよろしいですか?それでは、よろしくお願いします。

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各グループの発表タイム

Aグループ発表

僕たちのグループでは3つ話がでました。提案というよりは悩みに近いんですけど。

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①「予算が取れない中で、どういう提案ができるかを悩んでいます。提案しても結局は予算が無いので決まらない。今後どうしていったらよいのでしょうか?」

これに対してグループ内では、「とにかく今は実らなくても、ひたすら提案をしていくことがいいんじゃないか」という話がでました。「次へのステップを意識して種まきをし続ける、お客様のところに行き続ける。そのうち実るものはあるけど、やらなかったらゼロなので」というアドバイスもありました。


②「中古機械のNC旋盤の引合いがありました。ただ、中古機械はアフターサービスが無いので、お客様としては困っている状態です。実際に中古機械がいいのか、新機種の方がいいのか、どういう提案をすればいいのか悩んでいます」

これに対しては、「お客様が求めている本質を理解するという点で考えると、案件自体が量産で利益がでるのであれば新機種をPR、利益が少しであれば中古がいいのでは」という1つの回答がでました。


③「自動化をやりたい。でもコストメリットが現状無い中で、どういう提案をしていくのが良いか?」という話でした。

これに対して結論はまだ出ていないのですが、あるお客様の工場が似ているので見学させてもらえたらいいなという意見がでました。

Bグループ発表

僕たちのグループは大きく2つでました。

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①Aさんのお客様で「ロボットの組立てを全て手組みで行っていて、その中である工程を自動化したい」という悩みがありました。

これに対して、「その工程だけの自動化ではなく、ロボットの組立て全てを自動化したらいいのでは?」という提案をAさんがし始めているという話でした。


②「お客様の悩みの本質を理解した上で」とあるけれど、既に依頼をいただいた時点でお客様の中で色々方法を調べたり、やりたいことを決めていることがあります。そういう中で、最適な提案をするというのは難しい、という話がありました。

これに対して、「現場レベルでの情報収集と、上長同行による高いレベルでの情報収集を掛け合わせてやっていくことが重要なのでは」という意見がでました。

営業所発表

今回、blue assistantを試していただいているお客様がいます。そこで生の声を聞きながらお客様の悩みを一緒に解決していけるのを感じています。ただ、blue assistantがわかりやすい製品であり、勉強会等で知識がある程度あるからだと思います。お客様の悩みの本質を理解して解決するには、知識と経験が必要だと思いました。

まとめ

皆さん、ありがとうございました。残りの時間で少しまとめます。

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先ほど、グループ内で話し合った内容の結果を発表してもらいました。自分が7分ずつ入らせてもらって感じたことは、1つ話題が出たときに色んな人から色んな意見が出るのをみて、この教室をやる意味があるということです。この教室をキッカケに、色んな人が考えてアドバイスしていることがいいなと思いました。

まとめると、色んな人と話をしないといけない、ということです。なので、話す時間を作るのが会社の役割かなと。なかなか、仕事の話を真剣に話す場は無いと思うんです。飲みの席でできる人はいるかもしれませんけど。なので、今日は話ができる場があることが良いなというのが自分の感想です。

自分が感じたことは皆さんとシェアしていきたいです。こういう話し合いの場を会社として作っていくことは、仕事が楽しくなるキッカケの1つになるとも思っています。今いる方は仕事が楽しいからココにいてくれると思っています。その楽しさを共有することで、若手の人はどういう風に取り組んでいけばいいのかが見えてきますし、今まで表面上しか見えていなかった人の思いや考えが少し感じられるのではないかと。これが大事だと思いますので、続けていきたいと思います。

わくわく教室もこういうカタチがいい、というのがあれば、ぜひ教えてください。それでは今日のわくわく教室を終了します。皆さん、ありがとうございました。

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おはようございます。時間になったので始めさせてもらいます。

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今日は皆さんに「商権や業界のルール、世間の常識、経験、先入観に捉われず、お客様の悩みの本質を理解した上で最適な提案をします。」という議題でお話しさせていただこうかなと思っています。

前回の社長ブログの中でもお話しさせてもらったんですが、せっかくわくわく教室という名前をつけているので、何かわくわくするようなことをしていきたいな、と。まずは自分がわくわくした体験というのをお話しすることで、少しでも伝わるかなと思うので、最初5分くらい使ってその話をさせてもらいたいな、と思っています。


これがドンピシャで業界のルールとか世間の常識とかに当てはまるわけではないんですけれど、昨日Queue(キュー)とテレビ会議で1時間半くらい、blue assistantについて話させてもらったとき、それがすごく楽しかったんです。

何が楽しかったかというと、blue assistantっていうものが世の中に出たときに、「世界がどう変わるか」っていうところを話したんですね。

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世界から見たら日本はモノづくりの国

自分自身もそこを明確に描けているわけではないんですけども、今回もともとこれをやろうと思ったのは、モノづくり業界に対して「この業界で働きたい」「働いたら楽しい業界だ」って少しでも思えるようになればいいなっていうのが、ホントに最初のキッカケだったんです。

現状は「入りたい会社ランキング」で上の方にモノづくりの会社が来るかっていうと、ほぼないと思う。子供に至ってはユーチューバーとか、サッカー選手とか。学生を見ても、あまりモノづくりとは直接関係のない会社が上位にあがってきているのが現実なのかなと。

AIに出会って、そのAIで何かできないかなって思って、今回のblue assistantができたんです。そのblue assistantで何が変わるのかって言ったときに、例えば数字が読めるようになる、文字が読めるようになる、その図面から立体が描けるようになったら、その形が目に見えるようになったら、と考えてみると、それってモノづくりのなかですごい改革なんじゃないかな?っていう可能性が十分にあると思うんですよ。

今はシンプルな図面探しなんですけど、図面っていうものを軸に、日本のモノづくりをもうちょっと発展させていくことにつながればって思っています。

日本のモノづくりっていうのをもっと発展させていかないと、今後日本がモノづくり大国であり続けられるかっていうとクエスチョンかなと。ただ、働き方改革とか、業界が変わっていくことで、若い人たちがそこに入りたくなると思うんですよね。そんな世界が作れないのかな?っていう話を昨日ずっとしてたんです。

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「図面の見える化」から見える提案のカタチ


図面ってただ単に形状を表しているものではなくて情報なんです。そこに入っている情報をどのように活用していくのかっていうところがノウハウだと思うんです。だからまずは入っているものを見える化するってことが、すごい重要なんじゃないかなという風に思っています。

図面の見える化というのは、世間の常識という観点から言えば、今まで考えたこともなかったと思います。

3D図面では、実際の形が見えたり、干渉が見えたりすることがメリットですが、モノづくりの現場で精度や条件を見るうえでは2Dの方が使いやすいと思うんです。だから2Dが残っていると思うんですけども。例えば2Dの図面を読み込んで、それがそのまま3Dにできるという風になれば、何か変わるんじゃないのかな、と。


上手にまとめきれていないんですけれど、「こうなるんじゃないのかな」「世界がこんな風に変わっていくんじゃないのかな」っていうことと、今やっていることがどうつながっていくのかっていうことを話しているのがすごく楽しかったんです。

「こうあるべき」というものをベースに仕事するっていうことから一歩踏み出して、お客様が思っていなかったことをこちらから提案するとか、「そんなこと、この業界じゃ有りえない」っていうことを突っ込んでいくことが、仕事の楽しさにつながるんじゃないかなと。

これは人によって全然違うと思います。自分は昨日そういう話をしているなかで、「こういう風になったら面白いのかな」「こうなったらいいな」ってことを頭の中で考えていることがすごく楽しかったんで、それを共有させてもらいたいなと思ってお話ししました。


皆さんの中でも小さなそういう経験って多分あるんじゃないのかなって。前の先輩はこういう風にやっていたけど、自分は別の方法でやったらうまくいったとか。うまくいかなかったこともあるかもしれないんですけれど、それをトライしてるときって結構楽しいんじゃないかなって思うんですね。

「こうあるべきだ」っていうものをレールに乗っかってやるんじゃなくて、それからちょっと外れた形で何か自分で提案する、考えるっていうことが楽しいのかなと思うので、そういう経験を思い出してもらって、それぞれのグループでシェアしてもらえますか。ボードを持っている人がファシリテーターでお願いします。

社員からの質疑応答と各グループディスカッション


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ありがとうございます。

最後のまとめ

今ちらっとしゃべっているのが聞こえてきて、「そうそう」と思ったのが、「ダメもとでも提案する。いいかどうかを決めるのはウチではなくお客様なんだよね。」っていうのも当てはまると思うんです。

今までは、商社である我々の経験からすると、「こんなことってお客様は採用しないよね」って三栄商事のルールの中に縛られちゃっているのかなと。でもそれって本来お客様が決めることなんだから、まずはダメもとで提案するっていうのがすごく大事なんじゃないかなって思います。

なのであまり行動理念を重く捉えずに、一つの指標として意識してやっていくことで、最終的には会社の成長に繋がったり、「三栄商事ってこういう会社なんだ」っていう風になるんじゃないかなって思いました。

では9時になりましたので、以上で終了させていただきます。ありがとうございました。

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今回は『わくわく教室』について考えてみました。70期を迎えるにあたって、過去を含めて見直し、将来に繋げる新たなスタートを迎えたくて、経営理念の再構築、ミッション・ビジョンの設定、人事理念、行動理念、基本方針を策定しました。ここまでは外部の力も借りなんとか形にすることが出来ました。

ただ、ここからが本番でどうやって社内に理解してもらえるかが一番大切なことであり、課題でした。前職で経験のあった社員にも相談に乗ってもらい、一つの取り組みとしてこの『わくわく教室』が始まりました。

30分という短い時間でどうやったら有効な時間にできるか?楽しんでもらえるか?自分の考え方を伝えられるか?自分なりに考えてみて試行錯誤しているものの正直まだピンと来ていません。でも先日ある社員からの一言で自分は大事なことが抜けていたんだなと気付かされました。その一言は『わくわく教室って全然ワクワクしないんです…』でした…

『わくわく』を辞書で調べてみると、「期待や喜びなどで、心が落ちつかず胸が騒ぐさま」とあります。自分も含め、わくわく教室ってうたっているのにワクワク出来てないし、させてなかったんだって気付いた時はショックでした。多分、社員の前でカッコつけようとして、わかっている風な事を話していたら想いが伝わらないのは当然ですよね。

で、まずは自分がワクワクするような事をしようと決めました!自分のワクワクが社員に伝われば、理解してもらえると信じているし、そのことが少しでもキッカケになって行動が変わってこれば、周りから感謝されるはず!そうすれば社員の幸せに繋がっていくはず!だという事を信じて、明日から行動を変えてみようと決めました。

なんだか自分の決意表明みたいになってしまったけど、ブログも始めてのトライなので、試行錯誤で頑張って行きます!!

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時間になったので始めます。みなさん、おはようございます。営業所の方、繋がっていますか?大丈夫ですね。ありがとうございます。

今、6回目。正直、どういうやり方が一番浸透できるのか、まだわからないです。ただ、色んなやり方を試してみたいなと思っていて、今日はスタイルを変えて行います。

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本日の進め方

これまでは最初10分程、僕が話ているんですけど、今日はそれを止めてみます。それぞれのグループでシェアする時に僕も5分ずつ位、グループに入って一緒に考え話もします。その後に少しだけまとめの話をして、終わりたいと思います。

始める前に、ほんのちょっとだけ話をさせてください。

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「今日、何を考えてほしいか」なんですけど。ブログにも書いたのですが、本当に小さなことの積み重ねで、誠実になっていくと思います。逆に言うと、ちょっとした失敗で今まで積み上げてきた誠実や信頼というのが一瞬にして無くなってしまうものなのかな、ということを改めて思いました。

なので、今日はそれぞれのグループで、「自分が誠実じゃない対応で失敗したこと」と、「他人、家族、社員、お客様、メーカー様、誰でもいいので、誠実な対応してもらって嬉しかったこと」、この2つを頭の中に思い浮かべて、一旦グループ内でシェアしていただきたいと思います。

今日は、ホワイトボードを持っている方の右隣が議事録、ホワイトボードを持っている方がファシリテーターを指名してください。よろしくお願いします。

対話タイム(各グループで話し合い)

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(とあるグループ内にて)
誠実だと思って対応しているんだけど、それが不誠実だった、という風に相手が受け取ってしまうということはあります。遅刻なんかは最たるもの。遅れようと思って遅れる人って基本的にはいない訳です。先日、僕はこのわくわく教室に1回、遅れてしまった。その時は、自分自身とみんなに甘えてしまっていて、「大丈夫、いいだろう」と思ってました。

でも、指摘された時に「やってしまったな」と。理由は何であったとしても申し訳ない、と思いました。自分の行動を振り返ってみると、社内の予定よりも社外の予定を優先してしまい、優先した時に連絡を忘れてしまうことがあることにも気付きました。優先するのは仕方ないとしても、優先したタイミングで早く連絡をして変更しないといけない、と反省しました。それが社員に対しての誠実な対応の1つかなと思います。

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一方で、嬉しかったことがあります。行動理念とか概念とかよくわからないと言っていたある社員が後輩とのミーティングの中で、「具体的にこういうことをやろう」と決めてくれました。その中の1つが、「納期に間に合わなそうだったら、途中で一旦お客様に連絡をいれる」ということ。これは行動理念に照らし合わせると、「誠実な対応」に当てはまると思うんです。行動理念がキッカケになって、具体的に行動に落とし込んでくれたようで良かったです。

締め

皆さん、いいですか?時間も時間なので、一旦、今の話で終わりにしていただいて。今日話した皆さんの内容を書きだすと時間がかかってしまうので、話が出たことをシェアさせてもらいます。

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まずは、人間関係ができているか、できていないかで、誠実か不誠実かが変わってくるよね、ということが結構多かったような気がします。

それと、慣れてきてしまったときに、当たり前だと思ってやってしまうことが、逆に相手から見ると「不誠実な対応」だと捉えられてしまうこともあります。嫌がらせのため、相手に悪気をもって不誠実な対応をする人というのは少ないと思います。少なくとも、三栄商事の社員の中では、不誠実な対応をしようと思ってやっている人はいないです。誠実な対応、もしくは誠実な対応までいかないにしても、何気なしにやってしまうことが、不誠実に映ってしまうことの方が多いのかなと思いました。

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今、「わくわくアワード」をスタートして、5Sで色々と集めてもらっていますよね。その内容を見ると、変な意味じゃなくて、凄いちっちゃいことが多いです。でも、その凄いちっちゃいことの積み重ねが、信頼関係を生んでいったり、誠実さを作っていくんじゃないのかなというのを、僕は改めて思いました。なので、そういう小さいことに、全部気を遣うのは無理かもしれませんけど、ちょっと頭の中に置いてもらうと、行動に移せるのかなと思います。

そして、行動が変わり、それが1年2年続いて会社全体が変わり、何となくいい雰囲気の会社になったりとか、何となくお客様との関係が良くなったりとか、結果に繋がってくると。これは間違いないと僕は信じています。なので、僕自身、頭の片隅において行動していきたいと思いますし、皆さんにもお願いしたいです。

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最後に1つ、先日聞いた話を紹介します。「水に心がある」という話を聞いたこと、ありますか?

「水は心を反映するものだ」ということを研究している学者さんのお話です。コップを2つ用意して、水を入れます。1つのコップには「いつもありがとうね」とか良いことを1週間声がけします。もう1つのコップには悪口を言い続ける、というような実験をやります。それで水を凍らせると、ずっと良いことを言っていた方の結晶はキレイなんです。で、悪いことを言い続けた方の結晶は形が悪くなるらしいんです。

人間の70%は水分です。つまり、相手に感情が伝わるというのは、水が伝えているんじゃないかな、という仮説があるそうです。

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来月からは、3つ目の行動理念「商権や業界のルール、世間の常識、経験、先入観に捉われず、お客様の悩みの本質を理解した上で最適な提案をします」です。営業の方は体に染みついていることだと思います。でも、体に染みついているからこそ、できないことでもあると思うので、少しだけ考えてもらうと良いと思います。

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では、本日は以上で終わります。ありがとうございました。

※次回開催は10月4日(金)8:30~です。

今回のわくわく教室のテーマは『誠実で思いやりのある対応を心がけます』でした。
誠実って何なんだろうというのを皆で考えてみました。


『誠実』の意味を今まであまり考えたことがなかったので、今回改めて考えをまとめてみようと思いました。誠実という言葉を辞書で調べてみると、「私利私欲がなく真心をもって人や物事に対すること、またその様」とあります。また「真心」というのは偽りや飾りのない心、真剣に尽くす心とあります。

皆にも挙げてもらったところ、相手のことを考える、嘘をつかない、真面目な対応、ずるをしない、さぼらない、約束を守る、などがありました。今回はまず皆で考えてみることから始めました。そして次にそれらを行動に移してくことが大切な事ですよね。

自分の周りでも誠実だなと思える方の特徴を思い出してみました。小さな約束でもちゃんと守る人、話を聞いてくれる人、時間を守る人、落ちているごみを拾う人、人によって態度を変えない人、人を傷つけるような嘘を言わない人(陰口を言わない人)、ちゃんと謝れる人、筋が通っている人など。

そうやって挙げてみると、わくわく教室で話した誠実かどうかは相手が決めるものっていうものだけではないなと気付きました。確かに相手から感謝される為に誠実に対応することも多々あると思うけど、感謝されるために行動してしまうと、どこかで「見返り」を求めてしまう気がするので…感謝される・されないは別にして相手のことを考え、真剣に尽くすことが誠実な対応かなと思いなおしました。


行動に移すためには、自分優先でなく、常に相手の立場に立って考えたり、気持ちを汲み取れば、自然と思いやりの行動がとれるはず。というように言葉でいうのは簡単ですが、なかなか行動に移していくのは難しいですよね…

なので、自分は小さいことから始めてみようかと。そもそも〇〇をすれば誠実な人になるというものではなく、小さいことの積み重ねで相手から信頼されるようになって初めて「誠実な人だな~」と思ってもらえるんですよね。初めは周りで良いなと思える行動の真似でも、それを続けていくうちに本物の誠実になっていくのではないかと思っています。


自分も改めて振り返ってみると、全然出来ていないことに気づかされました。でもこのような機会があったからこそ、次につなげていくことが出来るのだと思います。人生一生勉強ですね。頑張ろう!!

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