経営理念については色々な考え方があるし、これが正解だとも思いません。正直、自分も経営理念というものを考え出してから色々と考え方が変わってきているのも事実です。

なので、今自分が思う経営理念について今回は書きたいと思います。

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ある方から経営理念は『失敗の歴史の集大成』なんだよと言われました。その時なるほどなぁって思いました。

人は何か大きな失敗をした時に同じ失敗をしないようにと反省をするものです。会社も同じで、大きな失敗や危機的な状況に陥り、二度と同じ事を繰り返さないようにとルールや社訓、そして経営理念などが作られるのではないかと思うんです。それが歴史を経て立派な経営理念として世に出て行く。それを見たところで、本当の意味なんて分かりっこない。その経営理念ができた背景もちゃんと理解する事で初めて意味をなすのでは?と改めて感じました。


弊社の経営理念「社員、お客様、仕入先様 3つの幸せを実現できる会社」も歴史を辿ると意味があります。創業者の後藤正男が三栄商事と名付けた背景には「お客様、仕入先様、三栄商事の三社が繁栄するように」との想いがありました。我々は商社なので、お客様と仕入先様が繁栄して初めて我々が成長できると確信しています。


その想いを受け継ぎ、今回、自分の想いをプラスして新たな経営理念にしました。まず自分の名前の中にもある「幸せ」ってなんだろうって改めて考えました。

色々な考え方があると思うのですが、三栄商事として「幸せの定義」を「周りの人から感謝される事」とおきました。三栄商事の社員が周りの人達に感謝される事をしなければ、社員は「幸せ」になれないんです。なので、自分は『社員』を先頭に持ってきて、改めて自分含めた社員自身にプレッシャーをかけました。


まだまだスタート地点に立ったばかりです。でも、周りの人から感謝されるようがむしゃらに突っ走って参りますので、今後とも御指導 御鞭撻の程宜しくお願い致します!!