三栄商事では、経営理念である「社員、お客様、仕入れ先様 3つの幸せを実現できる会社」を実現し続けられるよう、様々な取り組みを行っています。
今回、その一環として新社屋について社員みんなで話し合うワークショップを行いました。時期や内容など、まだ何1つ決まっていない状態だからこそ、色んな夢を出し合える貴重な機会。今回のテーマは、ビジョンにある「名古屋で一番働きたい会社になるためには?」でした。
当日の流れ
後藤社長からの挨拶でスタート
今日、皆さんにわざわざ集まっていただいたことには理由があります。
Googleフォームのアンケートで意見やアイデアを募る方法もあります。今日これから話す内容ときっと同じような内容が出てくると思います。でも、自分にとってはこの時間に皆さんが集まって、顔を合わせて、想いを共有することがすごく大事だと思っています。皆さんで想いをカタチにしていくことが今後の三栄商事にとってプラスになる、10年20年先の三栄商事を創っていくことに繋がると信じています。なので、「自分だったらこういうオフィスで働いてみたいな」とか「こういうことを実現できるオフィスにしたいな」といった、忌憚ない意見を皆さん出していただきながら、楽しく時間を過ごしていただきたいと思います。
インプットワーク
働く環境のコンサルティングをしている会社様から、「働き方をデザインする」という視点でオフィスを考えるという最近の傾向、オフィスを変えたことで働き方だけでなく生産性やそこで働く人の考え方に変化があった他社事例をお話いただきました。
Workplaceは3つの視点で考える
創造性や自律性が求められていく中で、働く人が活躍できる「働き方」を3つの視点でデザインしよう、考えよう。
ワークスタイル:働き方、教育、組織風土、制度etc.
ワークスペース:オフィス空間、都市空間、会議室、コラボレーションルームetc.
ワークツール:IT機器、OA機器、グループウェア、データベースetc.
ABW Activity Based Working
仕事の内容や目的に合わせて、オフィスの中で作業する場所を多様な環境からワーカーが選んで働けるスタイル。
いよいよ、ワールドカフェがスタート!
午前中のインプットを受けて、午後からはワールドカフェというスタイルでワークショップです。
ワールドカフェとは会議の形式の一種です。カフェでくつろいでいるようなリラックスした雰囲気の中で、参加者は4~5人ずつ分かれ、一定時間テーブルごとに対話をします。その後、テーブルメンバーをシャッフルして対話を重ねていきます。その時、それぞれのテーブルで出た意見やアイデアの情報交換をして新たな気付きを得たり、より話を深めていくというものです。
今回のキーテーマは、「名古屋で一番働きたい会社にするためには?」です。最初はアシスタント、若手、次世代、GL、部長という役割別のグループで話し合いです。それぞれの意見や気付き、アイデアや「あったらいいな」という欲望を出し合い、その内容を模造紙に書き込んでいきます。その後、テーブルでホスト以外の人は、他のテーブルへ移動してそれぞれのテーブルで出た意見やアイデアを持ち寄り、小テーマにそって話し合いを重ねていきました。
▼小テーマ
1.働きたい会社ってどんな会社?
2.働きたい会社になるためには、どんなことが必要?
3.第2テーマで出たアイデアを実現するためには?
4.名古屋で一番働きたい会社にするには?
各グループからの発表
世代や年代が違えば、目の付け所やリクエストもさまざま。健康チェックセンサーや朝から居酒屋などのユニークなアイデアも飛び出しました。この場だからこそ言えるちょっとした欲望に笑いが起きる場面も。そして、プレゼンを通じて世代年代問わず多く出たキーワードは、明るい(雰囲気)とコミュニケーション、楽しさ。みんなお互いに意識していることが知れたのも良かったです。
▼各テーブルが発表したコンセプト(順不同)
時代に合わせて進化し続けるoffice
明るい雰囲気
元気が一番×3
イキイキ明るいやりがいのある会社
家
Work Like A Forest
ゆとりオフィス
健康経営~心と身体~
人を大切にする会社
一度は言ったら抜け出せない!!欲望こたつオフィス
チェックアウト
ワークショップの締めに会長からお話がありました。
最後に、後藤社長から締めの挨拶もありました。
予定している場所は私が小学校から生まれ育った場所です。先日解体して、ちょっと寂しい感じがしました。それこそ初代創業者の時代から社屋を創りたいという希望があり、なかなか実現できなかったのですけど、やっとここまできたのかなという感慨深いものがあります。みなさん、今日は色んな意見を聞かせていただきました。欲望という言葉もあったのですけど、ほとんど「なるほどな」と思いました。全てを実現できるかどうかはわかりませんが、少しずつ考えて進めて行きたいと思います。今日は有意義な時間が持てました。感謝します。ありがとうございます。
最後に、後藤社長から締めの挨拶もありました。
皆さん、長時間お疲れ様でした。自分自身、ワールドカフェというは初めての体験でした。移動するたびに新しい発見があったり、この人がこんなことを考えているんだ、という気付きがあったので、また使えないかなと思っています。
先ほどの会長の話にもありましたが、皆さんの発表の全てを叶えることは難しいと思います。ただ、皆さんの想いや、どういうオフィスにしたいのか、というのは会長も僕にも伝わるものがありました。そして、今回の皆さんのプレゼン内容を今後どういう風に進めていくのかを考えると楽しみです。「名古屋で一番働きたい会社」のオフィスにするということを目標に頑張っていきたいと思います。
そして、働きやすさと働き甲斐の2つを両輪で回していくことが大事です。この働き甲斐についてはまだまだ発展させなければいけないことが、たくさんあると思います。それを実現していくのは、社員の皆さんです。先に社員が出て(成長したら)、それに会社があわせていく。その積み重ねが会社の成長に繋がると思っています。社員の皆さんが成長することによって、自分も必ず会社を成長させていきます。もし、それができてなかったら、自分にちゃんと言って欲しいなと思います。
今後の進め方については改めて皆さんにお伝えします。本日はお疲れ様でした。
「参加前はイメージがわかず、どちらかというと後ろ向きな気持ちで来たけど、楽しく充実した時間だった」「色んな夢というか欲望を出しちゃったけど、色んな人の話が聞けて面白かった」という声もチラホラ。
未来の働く場を考える第一歩となったワークショップ。今後どんな展開になるのか、まだ決まっていないけれど、社員みんなの夢をのせて少しずつ進んでいきます。