三栄商事 後藤正幸社長のわくわく教室

名古屋の老舗機械商社の三栄商事(株)代表取締役 後藤正幸の社長塾ブログです。

「SAN-EI わくわく チャレンジ」をベースに、三栄商事の未来について一緒に話し合いましょう!

2020年01月

おはようございます。2020年が始まりましたので、三栄商事としても自分としても、新たなスタートを切りたいな、と思っています。

私事ですが、自分と常務と本部長が後厄でした。この1月いっぱいで後厄は終わりますので、2月から期待していただけたらなと思います。よろしくお願いいたします(笑)

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前回12月にお話しさせていただいたのは、チームとグループの違いという話でした。チームは目的があって、グループはただの集合体だと。チームというのは、お互いが補填しあうことで1+1を3にも4にもできるんじゃないか、という話をさせていただきました。皆さんには、チームワークを高めていくためにはどういう取り組みをすればいいのか、ということをそれぞれのチームで話し合いしていただきました。


「一兆ドルコーチ」を読んで


始める前に、一冊本の紹介をさせてください。

今は「一兆ドルコーチ」という本を読んでいます。ビル・キャンベルという方が主人公の本なんですけれど、この人はFacebookやGoogleの創業者のコーチングをされていた方です。もともとコロンビア大学のアメフトのコーチをしていて、そこからビジネスに転換した方のお話です。

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この「一兆ドルコーチ」を読んでいる中で、チームに関することが書いてあったので、今日はそれを一部抜粋してきました。取り上げたいのは、「マネージャーとリーダーの違い」について、なるほどと思ったので、そこに書いてあった言葉を共有させていただきます。

”君がすぐれたマネジャーなら、部下が君をリーダーにしてくれる。リーダーをつくるのは君じゃない、部下なのだ。”

”肩書きがあれば誰でもマネジャーになれるけど、リーダーをつくるのは部下よ。”

マネージャーというのは、三栄商事でいう部長だったり、次長だったり、課長だったり、グループリーダーだったり、そういう役職のものかなと。リーダーというのは部下が作る。というのは、部下が「この人についていきたい」と思う人、そんな人がリーダーになっていくということです。

なので、マネージャー=リーダーではないんです。

リーダーになっていくためには何をしなきゃいけないか、ということが書いてあったんですけれど、ビル・キャンベルがあるマネージャーに送った手紙にこんなことを書いていました。

”君は部下の敬意を集めるのではなく、敬意を強要してきた。謙虚さと献身を示して、会社と部下を気にかけていることをわかってもらえ。”

部下に対して敬意を強要している状態はよくない。自分自身が謙虚さであったりとか献身さということを示すことによって、会社と部下を気にかけていることをわかってもらえ。という手紙を送ったみたいです。このことが、マネージャーからリーダーになるキッカケになった、という話がありました。

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GL会議で話したこと

先日のGL会議で、どうやって部下のモチベーションをあげていますか?って取り組みをしてもらったんです。

そのときに自分が言ったのは、前回の廣瀬さん(「なんのために勝つのか。」著者)の話じゃないですけれど、「個々がやっていることを上司が認めてあげる」ということをしていくのがいいんじゃないかって話をさせてもらいました。それに加えて、この本の中でなるほどと思ったのが、

”彼らに自由に仕事を取り組ませ、決定を下させることだ。彼らが成功を望んでいることを理解して、必ず成功できる信じること。”

つまり、仕事をちゃんと任せて、彼らができるような形で、導いてあげるというのが、上司と部下の信頼関係を作っていく第一歩なのかな、ということが書いてありました。

チームワークと信頼関係


チームを作っていくなかでの信頼関係ってすごく大事だと思うんです。今回の「チームワークを尊重すると共に、良きライバルと認め、切磋琢磨します」のなかの、チームワークを作っていく上で、一つのキーになるのが信頼関係じゃないかなと。

きっと無意識にチームのなかで「一緒になってやっていこう」という取り組みがあると思うんです。それを一度思い返してもらってお話をしていただきたいのと、それぞれの方が、上司からこういうことをやってもらったことが信頼関係につながったとか、この人のために働いてみようと思ったとか、そんな話をしていきたいと思います。今の話を聞いて、こうじゃないかって質問はないですか?

Aさん:自分が信頼されるために大事にしていることや、自分が信頼するために重要なことを一人ずつ話していくということですか?

社長:そういうことかな。ただ、そう言われてもピンとこないと思うんですよね。信頼をする、しないの一つの基準として面白いなと思ったのは、自分が「自分の弱み」を相手に伝えられるか。そして、相手から「自分の弱み」を伝えてもらえるかどうか。「強み」とか「良いこと」は言えると思うんですけれど、自分の弱いところを表に出すってなかなかできない部分なので、それができると、信頼されてるのかな、とか、信頼しているのかな、と思うことがあります。

今日はグループのなかで一番年齢の低い人がファシリテーターで、次の人が書記にしましょう。

話し合いタイム


Bさん:普通は信頼関係があるからこそ、弱さを見せられるんだと思います。でも、信頼しているから弱さを見せるという順番だと、信頼を積み上げるまでに時間がかかる。だから先に悩みを相談したり、自分の弱さをさらけ出すことで、信頼関係っていうのが生まれてくるんじゃないかと。自分から自己開示していくことで、相手に信頼しているってメッセージを与えられる。その勇気があるかどうか、その決断を自分ができるかどうかっていうことが大事なんじゃないかと思いました。

仕事について言うと、自分が勇気を出して決断したことを、上司が承認してくれるかが大事。勇気を出してこれをやってみたい、やろうとした、その一歩を賞賛できるか、それを否定しないかどうか、例え間違っていたとしても。そこが僕は大事なんじゃないかって思っています。仕事においては、自分のなかで勇気を出して決断していくこと、そして部下の決断を承認したり認めていくことが、上司と部下の信頼関係につながると僕は思います。

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Cさん:信用は実績に対して、信頼はこれからの可能性に対して。例えば、出てきた書類は信用するけど、その人を信頼するかって言ったらそれは別の話で、信用と信頼は違う。信頼は、相談するときや自分が不安なときに同意を得たいというか、そんなときに浮かぶ人。

社長:今のフレーズそのままが書いてあったんですが、人が相談するときって相談しているんじゃなくて同意を求めているだけ、なのでただ単に聞いてあげるっていうことがすごく大事だよって書いてありました。

Cさん:マズローの欲求5段階説の「承認欲求」って大きくて、最後は自己実現なんでしょうけど、やはり承認欲求。それを認めてあげる、安心させてあげるということが必要なのかなと思います。

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Dさん:前職の話で、お客様に対して大きなミスをしたときに、上司が相談に乗ってくれて、親身になって自分のために一緒に動いてくれたときは、この人のために頑張ろうと思えました。それを機に、仕事で挽回しようと思って自分も頑張れましたし、自分だけができることを見つけようと思って、店頭に来たお客様を誰よりも早く対応しようと決めて働いていました。その結果、店舗の中でも一番の成績を出すことができたので、店頭にお客様が来たら真っ先に自分が呼ばれるほど信頼されるようになりました。なので、お互いが信用信頼し合うということが大事なのかなと思いました。

社長:この本にも書いてあったんですが、仕事って結局誰と働くかってことが重要で、その人のために働くとか、この人がいるから頑張ろうとか、そういうなかでチームというのができていくんじゃないかと思っています。自分の場合は上司がいないので、社員が頑張っているから頑張ろうという気持ちはあるかな。若手の人も部下ができると変わるかもしれないね。

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社長:最後に営業所の方、一つでいいのでどんな話が出たか教えてください。

Eさん:正直な人です。

社長:正直な人が信頼できるっていうこと?正直にお互いがぶつかり合えば、よいチームになっていくってことかな?それも「一兆ドルコーチ」に書いてありました。

おわりに


行動理念について、1テーマ1ヵ月ということで始めたのですが、1ヵ月だとやっぱり話をする時間が少ないと思うので、これから2ヵ月のスパンでやっていきます。

次回1月31日(金)の開催分まで、「チームワーク」について話をさせていただいて、来月から「できない理由をあげるのではなく、一緒にできる方法を考えます」というテーマに移っていきたいなと思っております。もし具体例があったら、頭の中で覚えておいてくださいね。

以上で本日は終わります。ありがとうございました。

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書記1

三栄商事では、経営理念である「社員、お客様、仕入れ先様 3つの幸せを実現できる会社」を実現し続けられるよう、様々な取り組みを行っています。

会社全体での取組みは、ビジョン活動、5S、わくわく教室、本部長講和、働き方改革、戦略共有会議などです。社員育成として行っている面談や研修、コミュニケーションとしてはレイヤー別の会議などです。

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今回、その一環として新社屋について社員みんなで話し合うワークショップを行いました。時期や内容など、まだ何1つ決まっていない状態だからこそ、色んな夢を出し合える貴重な機会。今回のテーマは、ビジョンにある「名古屋で一番働きたい会社になるためには?」でした。

当日の流れ

進行表


後藤社長からの挨拶でスタート

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ビジョンに掲げた「名古屋で一番働きたい会社」になるためにはということを考えた時、働く場所はモチベーションを上げるなど、とても大切だと思っています。

今日、皆さんにわざわざ集まっていただいたことには理由があります。

Googleフォームのアンケートで意見やアイデアを募る方法もあります。今日これから話す内容ときっと同じような内容が出てくると思います。でも、自分にとってはこの時間に皆さんが集まって、顔を合わせて、想いを共有することがすごく大事だと思っています。皆さんで想いをカタチにしていくことが今後の三栄商事にとってプラスになる、10年20年先の三栄商事を創っていくことに繋がると信じています。なので、「自分だったらこういうオフィスで働いてみたいな」とか「こういうことを実現できるオフィスにしたいな」といった、忌憚ない意見を皆さん出していただきながら、楽しく時間を過ごしていただきたいと思います。

インプットワーク

働く環境のコンサルティングをしている会社様から、「働き方をデザインする」という視点でオフィスを考えるという最近の傾向、オフィスを変えたことで働き方だけでなく生産性やそこで働く人の考え方に変化があった他社事例をお話いただきました。

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Workplaceは3つの視点で考える

創造性や自律性が求められていく中で、働く人が活躍できる「働き方」を3つの視点でデザインしよう、考えよう。
ワークスタイル:働き方、教育、組織風土、制度etc.
ワークスペース:オフィス空間、都市空間、会議室、コラボレーションルームetc.
ワークツール:IT機器、OA機器、グループウェア、データベースetc.

ABW Activity Based Working

仕事の内容や目的に合わせて、オフィスの中で作業する場所を多様な環境からワーカーが選んで働けるスタイル。


いよいよ、ワールドカフェがスタート!

午前中のインプットを受けて、午後からはワールドカフェというスタイルでワークショップです。

ワールドカフェとは会議の形式の一種です。カフェでくつろいでいるようなリラックスした雰囲気の中で、参加者は4~5人ずつ分かれ、一定時間テーブルごとに対話をします。その後、テーブルメンバーをシャッフルして対話を重ねていきます。その時、それぞれのテーブルで出た意見やアイデアの情報交換をして新たな気付きを得たり、より話を深めていくというものです。

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今回のキーテーマは、「名古屋で一番働きたい会社にするためには?」です。最初はアシスタント、若手、次世代、GL、部長という役割別のグループで話し合いです。それぞれの意見や気付き、アイデアや「あったらいいな」という欲望を出し合い、その内容を模造紙に書き込んでいきます。その後、テーブルでホスト以外の人は、他のテーブルへ移動してそれぞれのテーブルで出た意見やアイデアを持ち寄り、小テーマにそって話し合いを重ねていきました。

ワールドカフェ
▼小テーマ
1.働きたい会社ってどんな会社?
2.働きたい会社になるためには、どんなことが必要?
3.第2テーマで出たアイデアを実現するためには?
4.名古屋で一番働きたい会社にするには?


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最後はまた元の席にもどり、「名古屋で一番働きたい会社」の働く場のコンセプトをまとめます。最終的には各テーブル3分間でその内容をプレゼンです。

各グループからの発表

世代や年代が違えば、目の付け所やリクエストもさまざま。健康チェックセンサーや朝から居酒屋などのユニークなアイデアも飛び出しました。この場だからこそ言えるちょっとした欲望に笑いが起きる場面も。そして、プレゼンを通じて世代年代問わず多く出たキーワードは、明るい(雰囲気)とコミュニケーション、楽しさ。みんなお互いに意識していることが知れたのも良かったです。

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▼各テーブルが発表したコンセプト(順不同)
時代に合わせて進化し続けるoffice
明るい雰囲気
元気が一番×3
イキイキ明るいやりがいのある会社
Work Like A Forest
ゆとりオフィス
健康経営~心と身体~
人を大切にする会社
一度は言ったら抜け出せない!!欲望こたつオフィス

チェックアウト

ワークショップの締めに会長からお話がありました。

予定している場所は私が小学校から生まれ育った場所です。先日解体して、ちょっと寂しい感じがしました。それこそ初代創業者の時代から社屋を創りたいという希望があり、なかなか実現できなかったのですけど、やっとここまできたのかなという感慨深いものがあります。みなさん、今日は色んな意見を聞かせていただきました。欲望という言葉もあったのですけど、ほとんど「なるほどな」と思いました。全てを実現できるかどうかはわかりませんが、少しずつ考えて進めて行きたいと思います。今日は有意義な時間が持てました。感謝します。ありがとうございます。


最後に、後藤社長から締めの挨拶もありました。

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皆さん、長時間お疲れ様でした。自分自身、ワールドカフェというは初めての体験でした。移動するたびに新しい発見があったり、この人がこんなことを考えているんだ、という気付きがあったので、また使えないかなと思っています。

先ほどの会長の話にもありましたが、皆さんの発表の全てを叶えることは難しいと思います。ただ、皆さんの想いや、どういうオフィスにしたいのか、というのは会長も僕にも伝わるものがありました。そして、今回の皆さんのプレゼン内容を今後どういう風に進めていくのかを考えると楽しみです。「名古屋で一番働きたい会社」のオフィスにするということを目標に頑張っていきたいと思います。

そして、働きやすさと働き甲斐の2つを両輪で回していくことが大事です。この働き甲斐についてはまだまだ発展させなければいけないことが、たくさんあると思います。それを実現していくのは、社員の皆さんです。先に社員が出て(成長したら)、それに会社があわせていく。その積み重ねが会社の成長に繋がると思っています。社員の皆さんが成長することによって、自分も必ず会社を成長させていきます。もし、それができてなかったら、自分にちゃんと言って欲しいなと思います。

今後の進め方については改めて皆さんにお伝えします。本日はお疲れ様でした。


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「参加前はイメージがわかず、どちらかというと後ろ向きな気持ちで来たけど、楽しく充実した時間だった」「色んな夢というか欲望を出しちゃったけど、色んな人の話が聞けて面白かった」という声もチラホラ。

未来の働く場を考える第一歩となったワークショップ。今後どんな展開になるのか、まだ決まっていないけれど、社員みんなの夢をのせて少しずつ進んでいきます。

令和2年の干支は「庚子(かのえね)」です。わずかに生まれた兆しが、増幅し、育っていく年回りだといわれています。十二支のスタートの干支ということで、これからの新しい時代のスタートでもあります。

社長に就任して早いものでもう6年半、引退目標においている20年の3分の1が過ぎてしまいました。毎年、毎月、毎日を色々と考えながら過ごしていかないと気付けば年を重ねていってしまうので、ここから6年間は自分の考え・想いをちゃんと社員に伝え社員が「自分で考えて決めて行動できる」ようにしていきたいなと思っています。


今年は人生初の『都七福神まいり』をしてきました!話には聞いていたのですが、なかなか行動に移せずいたのですが、十二年の新たなスタートということもあり思い切って行ってきました。何をするかというと、京都の七福神をお祭りしているお寺を参るのですが、結構大変です…昔は歩いてお参りしていたと思うので、それに比べれば全然大したことはありませんが。

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七福神を日本中に流行らせたのは天海僧正だと言われています。天海僧正とは徳川家康・秀忠・家光の3代にわたってお仕えした方で、この方が家康に「上様は寿老人の長寿、大黒の富財、福禄寿の人望、恵比寿の正直、弁才天の愛敬、毘沙門の威光、布袋の大量という<七つの徳>をお持ちです。この七神には七難即滅七福即生の功徳があります。」と言ったのに家康が喜び、狩野探幽に七福神の絵を描かせて尊崇したところ、これを各大名がまねをし、全国に広まったといわれています。

今回お詣りをさせて頂くにあたって、家族のことや会社のことを改めて考えました。自分の役割はなんだろう?社長として?父親として?お詣りというのはただ単に神頼みではなく、神様への報告をするので一生懸命考える、そして約束をする。それが次の行動を変えていくという神様とのPDCAがまわっていくから成功につながっていくのかもとも思いました。

2020年は会社にとっても自分にとっても良い年にしていくように頑張ります!本年も宜しくお願い致します。

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