三栄商事 後藤正幸社長のわくわく教室

名古屋の老舗機械商社の三栄商事(株)代表取締役 後藤正幸の社長塾ブログです。

「SAN-EI わくわく チャレンジ」をベースに、三栄商事の未来について一緒に話し合いましょう!

2019年12月

みなさん、営業所の方、おはようございます。

今年最後のわくわく教室です。今年最後だからといって総括するつもりはなく、決まったことをきちんと淡々とやっていきます。最初にお伝えしたいのは、このわくわく教室において自分で自分のハードルを高くし過ぎないようにしたいと思っています。社長と言っても正直、セミナー専門の人ではないので、ココで立派なことを話そうとすると上手くできない部分もあります。なので、本音で話していきたいと思っています。

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先日の戦略共有会議にてビジョンのテストをさせていただきました。久々に学校の先生みたいで楽しかったです。で、皆さん、間違えたところだけは必ず見返すようにしておいてください。よろしくお願いします。

そして、わくわく教室の30分間、この30分間だけでいいので、行動理念についてみんなで考える時間にしていきたいと思います。というのは、普段、行動理念について考えないですよね?自分もそこまではまだ考えられていません。ただ、1か月で1時間だけでも考える時間を設けることが大事だと思っていますので、よろしくお願いします。

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さて、今月は、行動理念の4つ目「チームワークを尊重すると共に、良きライバルと認め、切磋琢磨します」について、5S委員で決めた「チームワークを尊重する」に取り組んでいただいています。今日は最初に自分なりのチームワークについて話して、その後それぞれのグループで話し合いをしていきたいと思います。

チームワークについて

「チームワーク」って言っても、抽象的過ぎてよくわからないと思います。なので、自分なりにネットサーフィンして考えてみました。チームとグループの違い、何があると思いますか?

Aさん:チームは目的がある、グループはただの集合体

そうですね。僕の考えとたぶん一緒だと思います。グループは、個々があってそれぞれが頑張った合計で成果を出す、つまり単なる足し算。一方、チームは個々の足し算ではあるんだけど、お互いが助け合うような仕組みがあることで、単なる足し算以上の成果を生み出すイメージです。例えば、1人20%ずつ持っていて、グループは5人で100%の成果、チームは5人で130%の成果を生み出すという感じです。チームというのは、それぞれの特徴を生かしながら、お互いを助け合う、補完しあうことで今まで無いような力を生み出していく。これが、調べている中で自分が一番しっくりきたグループとチームの違いについての考え方でした。

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ではここからは、「チームワークを高めていくためにはどうすればいいんだろうね?」とか、「どういう取組みをしたらいいんだろう?」ということをそれぞれ話し合ってください。おそらく、チームワークについては無意識で、自然にやっていると思います。それを一旦振り返って、どんなことができるのか?ということを考える時間にしたいと思います。

そして、話し合いの時間中自分が混じった時には、戦略共有会議で紹介した廣瀬さんの本「なんのために勝つのか?」の中から、いいなと思った部分をピックアップしてお話します。今日のファシリテータは僕が指名して、その右隣の方が議事録担当です。それでは、よろしくお願いします。

廣瀬俊朗さんの本「なんのために勝つのか?」からピックアップ

先日開催されたラグビーのワールドカップ、観た方も結構いるんじゃないかと思います。One Team(ワンチーム)にあるように、ラグビーってチームワークを大事にするスポーツということで、この本を手に取りました。まだ全部ちゃんと読めていないのですけど、ピックアップしました。

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この本の中で廣瀬さんはラグビーでチームを作る中で心がけていたのは、メンバーの人がチームを好きになるように」ということでした。「それぞれの人がチームを好きかどうかが大事じゃないか」と廣瀬さんは考えていたようです。本には「好きになるためには何をしたのか?」ということがいくつか書かれています。

ニックネームで呼び合う

チームメンバーの距離を近くするために個人でやってきたことがニックネームを作って呼び合うことです。名前ではなくニックネーム。そうすると、先輩後輩とかを無くしながら距離が縮められる。例えば、社長って呼ぶのではなくて、「ごっさん」と呼ぶとか(笑)

場を設ける

チームのためになるような場を色々設けるようにして話し合ったそうです。例えば、試合前夜にみんな集まりスパイクを磨く。キレイに磨き上げた状態で試合に臨んだ時に、相手のスパイクが汚れていた時に「もう、勝ったな」とみんなで思えるようになる、とか。他にも国家斉唱を全力で歌うということ、そのための練習をするということ。そしてなぜ、それが大事なのか?ということをも全員で考える場を設けたとありました。

1人1人に居場所を用意する

組織において人が一番つらいと感じることは何だと思いますか?それは「自分の存在意義を見出せない時」だそうです。会社の中で、チームの中で、自分の存在意義を見出せないと、「自分は何のためにいるんだろう?」と思い悩んじゃう。なので、チームリーダーや周りの人がそういう場、役割を提供してあげることが大事で、その結果その人が自分自身の役割がわかるようになるとプラスになるんじゃないかな、と。

自分自身も実際、社長になった時そうでした。自分は何のために社長をやるんだろう?って。今では「家族と社員の為」とおいていて、社員が活躍できる場を提供することが自分の役割ではないかと考えるようになり、楽になりました。

話し合いタイム

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Bさん:チームワークを高めるために、他者理解というか、お互いを理解していかないといけないんじゃないかなと。例えば、「腕を組む」という動作1つとっても組み方やスピードが違っています。それは育ってきた環境によるものであり、人それぞれで、無意識で習慣に近くて、自分の中での「正しさ」みたいなのがある。でも人によって微妙に違うので、それを理解し合うことやその違いをキャッチできるアンテナを立てておくことが大事なのかなと思います。

社長:すごい良い意見だと思います。相手を理解する前に、自分の価値観や習慣で決めつけてしまう人が多いですよね、「この人はこうだ」って。そうじゃなくて、お互いに認めて理解し合うことは大事ですね。


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Cさん:僕は会社組織で考えるとグループかなと。というのは、今は個人個人で目標設定して、その合計としてグループで達成していこうという考え方だから。それに、上司も部下も無いというのはすごく親しみやすくていいんだけれど、仕事となると上下は必要だと思います。

社長:今の三栄商事は、グループだと思います。では、チームにするために全くフラットにすればいいのか?というと、そうでもないと思っています。以前、会社を演劇で見立てた話を聞きました。演劇というのは主役がいて、色んな役がある。会社も同じで、会社の中でそれぞれの人が役を演じ切るということが大事なのかなと。そこには上とか下とかはなくて、フラットでもない。自分は社長という役を演じきる、部長は部長という役を演じきる、そのために、やらなくてはいけないことがある。それぞれの役割の人が責任をもってやっていくことが大事なんじゃないかと思っています。

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締め

3分前になりましたので、一旦ここで区切ります。本当はそれぞれのチームがどんなことを考えたのか?ということを発表して、もう一回この場で議論するということがやれたらいいなと思うのですけれど。朝の30分間での開催なので、後はブログを読んでもらって、各チームの話し合いの内容がわかるホワイトボードを見てもらえればと思います。

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小牧

そして、飲み会の席とかで「この間、チームワークの話をしたけどどうだった?」みたいな話になるキッカケになってくれればすごい嬉しいなと思います。今日はこれでわくわく教室を終わりにします。ありがとうございました。


1月以降のわくわく教室開催日時
全て、8:30~9:00に開催します。
1月10日(金)・31日(金)
2月14日(金)・28日(金)
3月13日(金)・27日(金)
4月10日(金)・17日(金)
5月8日(金)・22日(金)

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おはようございます。
久々のわくわく教室になります。

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今月は行動理念3つ目の「商権や業界のルール、世間の常識、経験、先入観に捉われず、お客様の悩みの本質を理解した上で最適な提案をします。」というところの、「お客様の悩みの本質を理解した上で最適な提案をします。」についてトライしてもらっています。

なかなかこれがピンポイントで合うかどうかわからないのですけれど、この1か月くらいの間で「なんで自分がわくわく教室をやっているか」って改めて考えているなかで、この考え方は面白いなって思ったものを一つだけ紹介させてください。

わくわく教室が心を変える?


心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。

聞いたことのある人・・・結構いますね(笑)ある宗教の教えとしてあるみたいです。根源はわからないんですけども。

Facebookの写真にこの言葉を背景にしている人がいて、話を聞いていて思ったんです。ただ単に行動を変えるだけ、仕組みを変えるだけだとそれで終わってしまう。途中で終わってしまうんだと。

わくわく教室が心を変えるために役立っているかどうかはわからないんですが、ちょっとしたモノの考え方だったりとか、仕事の取り組み方だったりとか、お客様に対しての接し方、今回の行動理念も含めてなんですけれど、本当にちょっとした変化っていうものが、最終的には自分の人生を変えていくことにつながるんだな、って改めて自分も感じました。

すぐに結果が出るかというと、そんなことはないと思うんです。なので、地道に続けていくことが大事だな、と思いますし、自分の考えをできるだけわかりやすく伝えることは、これからも自分自身努力していこうかなと思っています。

話し合いタイム


今日は3グループできましたので、引き続き「お客様の悩みの本質を理解した上で最適な提案をします。」についての事例を各グループで話してください。

今ホワイトボードを持っている人の右隣が書記、左隣がファシリテーターでお願いします。

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各グループのまとめ


発表していただくと時間がかかってしまうので、自分が入って見て聞いたなかで、少しお伝えさせていただきたいなと思います。

このグループのAさんは、お客様が困っていると言っていたことに対して、一つの提案ではなく選択肢を用意していました。お客様の予算感はおそらく○百万円くらいだろう、というところでの○百万円での提案。あとは全自動化したときにどうなるんだろうって思ったときに、およそ○千万円くらい。その二つをお客様のところに持っていって、最終的にお客様に決めてもらえるような選択肢を用意しました、という話でした。

お客様が困っているということに対して、我々として考えられるオプションを用意して、提案したという事例でした。

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このグループのBさんは、後工程で破砕して研磨するときに、粉塵が舞うので困っているお客様の声を聞き、粉砕機メーカーをインターネットで探しました。たまたまかもしれないけれど、そのメーカーさんと打ち合わせをしていると、今お客様のお使いのモノが、使っていると粉塵が舞うモノだということがわかったんです。そこで、低速にすれば粉塵はでないのではないか?という提案ができたという話でした。

お客様の困りごとから、メーカーさんを探して、直接コンタクトを取ったなかで、お客様に対して良い提案ができた事例でした。

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このグループのCさんは、お客様にX社製品の購入を決めていただきました。ずっとX社製品しか使っていなかったんですが、実はタイの方でY社製品を1台、初めて購入して使ったんです。それが意外に良かったという情報が日本に入ってきた、それで日本でも一回Y製品を使ってみよう、ということで、競合他社がきたんです。

それをCさんとその上司部下の3人がタッグを組んで、X社の支店長にもお願いをして、製品の良さをPRしたり、いろんなキッカケで接点を持ちながらPRしていった。そこまで三栄商事はお客様のことを考えています。というのを印象付けられたんじゃないかな?

それによって、今回はY社じゃなくてX社でいきたい。というより、三栄さんでいきたい。と言っていただけたという話を聞いたんですね。

各メーカーの強みというところでお客様は決めたのではなくて、三栄商事がいたからお客様はX社に決めたんじゃないのかな?って話を聞いていて思いました。

そして、三栄商事の社員全員が、お客様に対してそこまで考えてやれることが三栄商事の強みなんだ。ってことを認識することが大切なんじゃないかと思いました。


「三栄商事の強みって何ですか?」って聞かれたときに、長年やっているとか、代理店権があるとか、今はまだそういうところになるんですけれど、「今の社員がいるから強いんです!」「提案力があるから強いんです!」って思えるような会社になっていくといいなって、この話を聞いて思いました。

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社長:営業所はどうでしたか?

Dさん:お客様で、L社の円テーブルがついた専用機がオーバーホールで入ってきていて、引き合いをもらっていたんです。でもフタを開けてみるとL社が忙しすぎて、円テーブルはやれないと門前払いされてしまって、お客様がそれで困っているということを私に話してくれました。

再度自分からL社にコンタクトを取ってみたのですけれど、やっぱり答えは一緒でした。そこでエンドユーザー様にM社の円テーブルを入れているという話を伝え、同じような相当品の円テーブルが作れるかっていう打ち合わせを重ねました。結果はできるということで話を進めていったんですけれど、単純に同じモノを入れていても面白くないので、お客様が困っていた「もう少し精度も欲しい」ということに対し、エンコーダーを付けることで要求精度も満たすことができました。納期もむしろ早いくらいになって、価格もエンコーダーがついたにもかかわらず良かったので、とても喜んでいただきました。

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社長:良いことづくしだったんだね。

Dさん:たまたまでしたけど。

社長:「たまたま」をちゃんと自分がやったっていう風に自覚をすることで、次につながっていくと思う。こうやって話すことで自分自身がやったんだなって実感になると思うんで、またぜひ営業所内でもそういう話をどんどんしていってほしいなと思います。

Dさん:わかりました。

本日の締め


来月からなんですけれど、行動理念4つ目の「チームワークを尊重すると共に良きライバルと認め、切磋琢磨します。」という項目について、話をする時間を取れたらな、と思っています。

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ただ、自分もこれを見ていて難しいなって思うんですよね。例えばチームワークについてどう思うか。どうやったらチームワークというものができるのか。など分類したほうが話しやすい、わかりやすいのかなと思ったんです。

全体は全体でもちろん考えてもらえれば良いんですけれど、話をするときには「チームワークを尊重する」の「チームワーク」について話していければいいなと思っています。


今回、改めてそれぞれのグループに入って話を聞かせていただいたんですけれど、こういう話をする時間って今まで全然なかったと思うんで、自分は参加させていただいて楽しかったです。

戦略共有会議でもこういう話ができるといいなと思っています。自分がこうしたことでこういう風になったんだ。っていうのを再認識したりとか、それを恥ずかし気なく言える会社にしていければと思っています。

では今日はこれで終わります。
どうもありがとうございました。

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